高畑勲監督が死去、「火垂るの墓」「かぐや姫の物語」など手掛ける 「やりたい事がいっぱいある人だった」と鈴木敏夫氏がコメント
82歳でした。【追記】
» 2018年04月06日 10時00分 公開
[ねとらぼ]
ジブリ映画「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」「かぐや姫の物語」などを監督した高畑勲氏が4月5日1時19分、死去しました。82歳でした。
死因は肺がんとのこと。2017年夏ごろに体調を崩し、その後入退院を繰り返していたという一部報道も。
高畑監督は1935年10月、三重県伊勢市の生まれ。食パン好きでパクパク食べていたことから愛称は「パクさん」。入社した東映動画(現・東映アニメーション)で宮崎駿監督と出会い、1985年にスタジオジブリを設立しました。「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」などを手掛け、最近では「かぐや姫の物語」でアカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされています。また、2015年にはフランス芸術文化勲章のオフィシエを受章しています。
突然の訃報は世界中に伝わり、Twitterの世界のトレンドには一時「Isao Takahata」が登場。各界の著名人や関係者、大使館なども高畑監督の死去にショックを隠せないようです。
スタジオジブリによると、通夜および葬儀については近親者のみにて執り行い、あらためて「お別れの会」を5月15日に実施するとしています。鈴木敏夫プロジューサーは「やりたい事がいっぱいある人だったので、さぞかし無念だと思います。宮崎駿とも相談し、ジブリとして盛大なお別れの会をとり行い、見送ることにしました」とコメントしています。
【追記:4月6日11時20分】スタジオジブリからのコメントを追記しました。それに伴い記事タイトルも修正しています
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