一皿に脳2つ分! 日本では珍しい、羊の脳みそを使ったカレーを食べてみたチョーヒカルのゲテモノデート

本物の脳みそも見せてくれました。

» 2018年04月23日 07時00分 公開
[チョーヒカルねとらぼ]
チョーヒカル ゲテモノデート

 体にリアルなペイントを施したり、漫画やイラストを描いたり、映像作品なども制作しているチョーヒカルです。毎月、嫌がるねとらぼ編集部ののとを引き連れて“ゲテモノ”の食レポをしていきます。


チョーヒカル プロフィール

体や物にリアルなペイントをする作品で注目され日本国内だけでなく海外でも話題になる。イラスト、立体、映像作品などを制作。自身初の漫画『ストレンジ・ファニー・ラブ』が絶賛発売中。



第6回目:マルハバ

 ゆるっと始まったゲテモノ連載も、気付けば折り返し地点に到達。今回は、私たち人間含む生き物をコントロールしている司令塔。そう、脳みそを食べに行ってきましたよ!

チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ


チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ


チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ


チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ


 脳みそを食べに伺ったのは、池袋にあるパキスタン料理店「マルハバ」さん。料理は全てイスラム法で許されたハラール材料のみを使用しており、メニューには鶏肉や羊肉を使った料理がいくつかあります。

 今回注文するのは、お店の外の看板にも掲載してあった「羊の脳みそカリー」。羊肉の独特な臭みを比較するために、マトンのひき肉で作ったシシカバブも注文してみました。

チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ
チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ


 料理が運ばれると、みなさんがイメージしているような“The 脳みそ”の形はなく、「どれが脳みそだろう……」と逆に興味が湧いてきました。日本では珍しいため“ゲテモノ”と分類される脳ですが、中国では猿の脳みそを使った料理があったり、アメリカには脳みそをグレイビーソースで煮た缶詰があったり、美食の国といわれるフランスでもスーパーマーケットに脳みそが売られていたりと、世界各国では食材としても知られています。

 世界ではそんなものも食べるのか……と思った方も多いと多いと思いますが、日本では魚の目玉を買うことができます。それぞれ国や文化、宗教、習慣などが違えば食べるものももちろん変わってきますが、私たちがゲテモノと思っているものを食べ物として捉えているところもある。ゲテモノとひとくくりにしてしまうのも違うような気がしてきました。

チョーヒカル ゲテモノ 脳みそ 羊 マルハバ 凍った脳みそ

チョーのあとがき

 ホラー映画で時々見かける「脳」実際食べて見たらどうなのか? ということで、今回は羊の脳カレーです。

 正直、モツが大好きな私としてはそこまで抵抗もありませんでした。脳は、想像していたような臭みもなく、ふわふわした食感。そしてとても濃厚。脳の主な組織は脂肪らしいです。こんなぷにゃぷにゃしたものが全身に信号を送っているなんて……。

 店主は、「え? 脳食べないの?」くらいのテンションで驚いていて、普通に調理用の脳を見せてくれて、本当に日常的な食材なんだと知りました。確かにこんなにクセがない食材、使いやすいですもんね。

 カレーもおいしかったけど、もっと他の食べ方も試してみたい。日本でも普及しないかな〜。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. /nl/articles/2411/17/news038.jpg 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  8. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  9. /nl/articles/2411/16/news077.jpg 大谷翔平、インスタ最新投稿で活躍シーンのハイライト公開 一瞬映る“妻・真美子さんと母・加代子さんの笑顔満開ハイタッチ”に注目
  10. /nl/articles/2411/17/news004.jpg 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた