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» 2018年04月21日 12時00分 公開

「広告が嫌いなわけじゃない、不要な情報が欲しくないだけ」 女子高生が見た「ネット広告」 (3/4)

[中山順司,ねとらぼ]

スポンサードコンテンツとそうでないコンテンツの見分けがつくか


父

 ネット上の広告は無視しているって話してたけど、広告と気付いてない場合もあるかもよ。


娘

 あー、それはあるかも。


父

 再びさっきのサイトを例にとると、この画面のどこに広告がある?


娘

 これと、これかな。(と画面を指差す)


父

 そうだね、これはバナーだから比較的分かりやすい。ほかには?


娘

 それだけじゃない? あとは記事だと思う。


父

 こっちの「Special」枠もそうだよ。


娘

 えっ、これ? 記事タイトルにしか見えないんだけど、これが広告なの?


父

 「PR」って書いてあるでしょ。


娘

 ……ほんとだ。注意深く見ると記事の後にも似たような枠があるね。


父

 こういうのは企業がメディア側にお金を払って枠を購入している。


娘

 この仕組みは一般的なものなの?


父

 うん、ユーザー側が無料の場合、何かしら資金を提供してくれる人がいないと立ち行かないもんね。ネットだけでなくってテレビやラジオもそうでしょ?


娘

 番組制作するの、莫大な費用がかかっているだろうなぁ。


父

 スポンサーのおかげでネットで楽しい情報とか役に立つコンテンツが作られるわけだ。


好きな広告と嫌いな広告、その差はどこ?


娘

 広告は経済が回るために必要なものだと思う。企業からの有益なメッセージもあるし、広告してくれないと知るすべがなかったりもするし。


父

 広告そのものにネガティブな感情はない、と。


娘

 うん、要は中身次第で、欲しい情報を知らせてくれるのはいいんだけど、興味ないものを無理やり見せられるのがいちばん腹が立つ。いきなり画面いっぱいにバーーーンって表示されるやつとか。

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