「ピザお待ち!(パンチドゴォ)」 巨大ロボ型のピザ屋が街を破壊しつつ配達するゲームがクレイジー
届けるほうも頼むほうも命がけ。
» 2018年05月01日 23時00分 公開
[沓澤真二,ねとらぼ]
巨大ロボット型の移動式ピザ屋を操り宅配するアクション「Pizza Titan Ultra(ピザ タイタン ウルトラ)」がむちゃくちゃです。客の家にパンチをたたき込み、店から直接できたてアツアツのピザをお届け。……いろいろおかしいこのWindows用ゲームは、Steamにて1849円(5月3日まで1564円)で販売中です。
どうやらこのピザ屋、チーズを狙うネズミ風機械生命体「チーズボット」の侵略に対抗して武装化したもよう。説得力がないこともない設定の世界で、プレイヤーはパイロットとして全8ステージ・32のミッションに挑みます。
基本はレーダーを頼りに客の家を探し、ダッシュやジャンプを駆使して配達。道中でチーズボットの襲撃を受けたら、パンチやキックで撃退します。たいていの場合、もらい事故で民家がぶっ壊れますが、あまり細かいことは気にしなくていいようです。
ミッションの目標は配達以外にも、食材アイテムの調達やチーズボット退治など。配達をこなすごとに制限時間が緩和される仕組みで、感覚は「クレイジータクシー」(セガ)に似ています。町全体をリノベーションしたい建築会社に住宅の破壊を頼まれることもあり、もはやチーズボットよりピザ屋のほうが怖い。
ロボットゲームとしては異色ながら、ピザ屋のパーツや色をカスタマイズできたり、ミッションに合わせて必殺技を選べたり、ツボを押さえた作品。日本語非対応ですが、ゲームのシステムや目的は感覚的に分かるので、英語が苦手でも破壊と配達を存分に楽しめるでしょう(主に前者)。
(沓澤真二)
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