画家・フェルメールが描いた風な「ペヤングを湯切る女」がシュール 名画「牛乳を注ぐ女」のパロディーに「好き」の声集まる

めっちゃ食べる気満々だ……!

» 2018年06月23日 21時00分 公開
[宮原れいねとらぼ]

 画家のヨハネス・フェルメールによって描かれた有名な絵画「牛乳を注ぐ女」。そのパロディーイラスト「ペヤングを湯切る女」がTwitterに投稿され、一気に身近になった“名画”に心をつかまれる人が続出しています。



 女性の服装はほとんど元絵のままですが、その手には牛乳ではなくペヤングが。しかも、エネルギーが“2142kcal”を誇る新発売の「ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」(関連記事)で、穏やかな表情をしつつも湯切りの量は1.3リットルと、ギャップのある姿がなんとも言えません。平均的な“アパートの台所”感のある雰囲気もたまらない……。


フェルメール ペヤングを湯切る女 牛乳を注ぐ女 パロディー イラスト 見れば見るほどシュールでじわじわきます(画像提供:@Lieutenant_96さん)

 投稿したのは、さまざまなイラストや漫画を公開している高橋うもり(@Lieutenant_96)さん。ツイートでは特に思い付いた経緯などもなく、普通にフェルメールの絵画であったかのように紹介していて、それが余計にシュールさを加速させています。もし1660年ごろにペヤングがあったら見られたかも?


フェルメール ペヤングを湯切る女 牛乳を注ぐ女 パロディー イラスト こちらが元ネタの絵画「牛乳を注ぐ女」(「フェルメール展」公式サイトより)

 コメントでは「こういう発想すき」「じわじわくる」「天才」と称賛の声が寄せられ、13万を超えるいいねが集まる人気となっています。他にも、水道の水を流さずに湯切りをしていることから、シンクから「ベコッ!」という音が鳴ってそうと心配する声、またはそこまでが「様式美」だとする声が。さらに旧式の容器を思い出してか、麺が隙間から「ダバァ!」する湯切り失敗を期待(?)する声などもみられます。

 最近ではNHKが公開した動画「何にでも牛乳を注ぐ女『びじゅチューン!』」の影響もあって注目が集まった「牛乳を注ぐ女」ですが、10月5日からは上野の森美術館にて(※2019年2月16日からは大阪市立美術館にて)「フェルメール展」が開催されるので、この機会に本物を見てみるのもいいかもしれません。


フェルメール ペヤングを湯切る女 牛乳を注ぐ女 パロディー イラスト こちらもある意味で現代版?

動画が取得できませんでした
何にでも牛乳を注ぐ女『びじゅチューン!』

フェルメール ペヤングを湯切る女 牛乳を注ぐ女 パロディー イラスト 実物の「ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」。注意書きの「1日1食までにして下さい。カロリー摂取基準を上回る恐れがあります」にただならぬ雰囲気を感じる

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