寒い日に「つめた〜い」ボタン押しちゃった女の子 「ふふっと笑える漫画」シリーズが元気をくれる

シリアスな1ページ目から、2ページ目でスッと落ちる妙味。

» 2018年07月11日 07時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「仕事や勉強でお疲れの人に『ふふっ』とした笑いを」と、漫画家のあづち涼(@aduchiryou)さんがTwitterで始めた「ふふっ漫画」シリーズ。2作目が5月に話題となって以来(関連記事)、現在11作目まで続いています。その中から4作品を紹介するので、癒やしと元気をもらいましょう。


アイキャッチ 4月24日に公開された第1作より。自販機の「あったか〜い」と「つめた〜い」、たまに押し間違えますよね……

 シリーズの始まりは4月27日の投稿から。寒さに震える女の子が、温もりを求めて飲み物の自動販売機へ手を伸ばします。しかし、よりによって「つめた〜い」ボタンを押してしまう痛恨のミス。最悪だーっ!


1-1 これはへこむ(その1/前半

 彼女は2本目を買い直すお金がなかったのか、泣く泣く冷たい缶だけを持ち帰ることに。すると自販機から、「当たり」を告げるファンファーレが鳴り響きます。今度こそホットドリンクにありつける、ラッキーなチャンス! ……だったのですが、あわてた末にまたもや「つめた〜い」を押してしまい、結局冷たい缶が2本に増えただけで終わるのでした。せつねえ。


1-2 運はいいのにねえ(その1/後半

 このように、2ページ目でスッとオチるスタイルがシリーズの醍醐味。ジョギング中に水分補給を……と思ったらボトルの中身が残念だった話(その6)や、泣きながら娘を呼び止めるシリアスなシーン……と思ったら、彼女の行き先がえらい場所でずっこける話(その7)など、前半・後半の落差が激しくて本当に「ふふっ」とさせられます。


6-1 いい汗をかいたところで、ちょっと一息(その6/前半

6-2 間違えて持ってきたボトルのラベルを見てグッタリ(その6/後半

7-1 「お願い行かないで! 私のところに戻ってきて!」みたいな、複雑な家庭事情をにおわす滑り出し(その7/前半

7-2 実は、女の子の行き先はレンタルビデオ店のおとなゾーン。そりゃあ行ってほしくないわ(その7/後半

 そして「その9」は、人気の火付け役となった2作目の続編。前回メガネを頭に乗せたままメガネを探していた女の子が、今度はなにやら電話しながらオロオロしているようです。ちなみに、女の子を心配そうに見つめる紳士も前回と同じ。


9-1 今回はメガネこそちゃんとかけていますが……(その9/前半

 紳士は彼女とすれ違う瞬間、通話の内容を耳にします。彼女は「私のケータイが見当たらないの」と泣きながら、ケータイで通話していたのでした。今お前が手にしている物はなんだーっ!


9-2 「またお前か」といった、紳士の心の声が聞こえてくる(その9/後半

 あづち涼さんといえば女子ソフトテニスを題材にしたコメディ漫画『そふてにっ』などで知られていますが、Twitter上でもネタのキレを惜しげもなく披露。読者からは「リアルに『ふふっ』と笑ってしまってくやしい(笑)」「雨でテンション落ちてたけど持ち直した」といった声が寄せられています。作者の願った通り、疲れた人に笑いをもたらしているようです。

 「ふふっ漫画」シリーズはpixivのFANBOXでもまとめられており、こちらでは月額300円の支援をすると、追加で他作品のネームや未発表原稿も読めます。

画像提供:あづち涼(@aduchiryou)さん

(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/17/news163.jpg 柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
  4. /nl/articles/2412/17/news060.jpg 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  5. /nl/articles/2412/17/news049.jpg 「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」【2024年の弁当・料理まとめ】
  6. /nl/articles/2412/16/news079.jpg “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  7. /nl/articles/2412/17/news144.jpg 「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】
  8. /nl/articles/2412/17/news183.jpg 「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
  9. /nl/articles/2412/17/news033.jpg セリアのふきんに、糸で“ある模様”を縫っていくと…… 思わずため息がもれる完成形に「美しい」「やってみます」
  10. /nl/articles/2412/16/news082.jpg これはヤバい! おでんに入れる“意外な具材”が100万再生の反響 「今度やる!」「天国はここにあった」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」