ヤマグチノボルの“いらん子中隊”シリーズがフルリメークで再始動! 10月に新刊
スオムス義勇独立飛行中隊飛行再開!
2013年に亡くなった作家のヤマグチノボルさんの小説「いらん子中隊シリーズ」がフルリメークで再始動することが発表されました。10月1日に『サイレントウィッチーズ スオムスいらん子中隊ReBOOT!』(角川スニーカー文庫)が刊行されます。やったぁぁぁ!
同作は、島田フミカネさん原作『ストライクウィッチーズ』のサイドストーリーに当たるシリーズ。扶桑海事変で活躍し、「扶桑海の巴御前」の異名で英雄となった穴拭智子少尉が、辺境の国スオムスに左遷され、各国のはみ出し者である“やる気”なし、“能力”なし、“根性”なしな「いらん子」たちと奮闘する物語です。2006年に角川スニーカー文庫から発売された『ストライクウィッチーズ スオムスいらん子中隊がんばる』をはじめ、2008年までに3巻が刊行されましたが、2013年にヤマグチさんが急逝したことで続巻未刊となっていました。
「ストライクウィッチーズ」のテレビアニメ放送から10年、ヤマグチさんの永逝から5年がたった2018年にフルリメイクされる同作では、ヤマグチさんと交流の深かった築地俊彦さんが小説を手掛けることが発表されています。
過去、ヤマグチさんが生前に遺していたプロットを基に小説『ゼロの使い魔』は完結しました(関連記事)。「いらん子中隊シリーズ」についてもヤマグチさんは「僕としては次巻で智子を鍾馗の中島系正統進化であるところの傑作四式戦疾風に乗せたい」などTwitterで構想を明かしていましたが、築地さんのコメントによると、同作のプロットは遺されていなかったそうで、「『いらん子中隊リブート』として、彼の作品をベースに一巻からはじめます」としています。
10月発売の『サイレントウィッチーズ スオムスいらん子中隊ReBOOT!』は670円(税込)。合せてドラマCDとラバーストラップが付属する特装版も同時発売されこちらは3672円(税込)。ドラマCDのキャストには穴拭智子役の下地紫野さんをはじめ、花守ゆみりさん(迫水ハルカ役)、行成とあさん(エリザベス・F・ビューリング役)、井坂瞳さん(キャサリン・オヘア役)、野川さくらさん(ウルスラ・ハルトマン)が名を連ね、YouTubeではリブートの祝砲といえるPVが公開されています。
築地俊彦さんコメント
このたびアニメストライクウィッチーズ十周年企画の一環として、いらん子中隊シリーズをリブートすることになりました。その執筆を担当いたします。
ヤマグチノボル君との縁は浅くないと思っています。生前の彼と最後にいらん子中隊の話題を交したのは私です。といってもなにか別の話のついでで、他愛もないものでした。いくつか言葉を交したあと、すぐ他のことに移ったくらいです。なのでこのことは、ずっと忘れていました。
2016年に「ブレイブウィッチーズ」ノベライズの仕事が来たときに、まず思い出したのがこのことです。ヤマグチ君との会話を他に話したことはありませんから、編集部としても狙ったわけではないでしょう。それに私はウィッチーズシリーズに関して素人同然の身であり、執筆依頼は降って湧いたできごとです。それでもどこか不思議な縁を感じました。
ヤマグチ君はいらん子中隊のプロットを遺してはいませんでした。どのような構想を元に書かれていたのかを知るすべはありません。そのため本作品は「いらん子中隊リブート」として、彼の作品をベースに一巻からはじめます。今ある彼のストーリーに自分の文がどのように組み合うか、今からどきどきしています。
新しくなったいらん子中隊シリーズ、どうぞ最後までお付き合いください。
関連記事
- 故・ヤマグチノボルのラノベ「ゼロの使い魔」が13年の時を経てついに完結! 320ページ超の画集も発売
ルイズ! ルイズ! ルイズ! ルイズぅぅうううわぁあああああああん!!! - 「ゼロの使い魔」5年ぶり新刊発売決定 ヤマグチノボルさんの遺したプロットを形に
2016年2月25日に全世界同時発売予定! - 「ゼロの使い魔」続刊刊行決定 ヤマグチノボルさんがプロット遺す
ヤマグチさんは病床から完結までのプロットを遺し、MF文庫J編集部に完結を託していました。 - 「ゼロの使い魔」作者のヤマグチノボルさん死去
2年あまり闘病生活を続けてきた作家のヤマグチノボルさんが41歳で亡くなった。 - 漫画家の宮田紘次さん死去 「犬神姫にくちづけ」「ヨメがコレなもんで。」最終巻を9月に発売したばかり
34歳の若さでした。 - 「勇者と魔王が電撃同盟!」作者のあごバリアさん、死去
「SHUFFLE!」「Tiny Dungeon」などのゲームシナリオも多数手掛けていました。 - 漫画家・小山田いくさん亡くなる 代表作に出身地・長野県小諸市を舞台にした「すくらっぷ・ブック」など
実弟にあたる漫画家の田上喜久さんがツイートしている。 - 小説家の岡野麻里安さん亡くなる ライトノベルで活躍、「鬼の風水」「少年花嫁」シリーズなど
講談社X文庫ホワイトハート編集部が公式サイトで発表。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
スーパーで買ったニンニクを土に植えると…… ぼこぼこ増える驚きの簡単栽培に「たくさん出来て最高」「植えてみよう」
-
「本当に56歳…?」 “王騎”大沢たかお、“腕と足の太さがほぼ同じ”の圧倒的肉体を披露 「かっこよすぎる」
-
「10歳くらい若返ってる」 約300万円の“壮絶な若返り手術”をした人気インフルエンサー、経過や詳細明かす
-
モグラに似てる“ヤベぇ虫”を、2カ月育ててみたら…… 感動の展開に「これはマジで凄い」「学術発表レベル」
-
全てダイソーで買える、とんでもない勢いで増える“めっちゃうまい草”、知ってる? 驚きの増えっぷりとレシピに「すごい再生力だ」「来年やります」
-
大谷翔平の妻・真美子さん、「ドジャース奥様会」で笑顔 「真美子さん発見」「ファンです」
-
運転は「日本では絶対無理」な車種 たむらけんじ、“自慢の愛車”を紹介 「めちゃくちゃでかい!」
-
レイヤーの普段着とコスプレを比較→ビフォアフが両方カッコよすぎて16万いいね 「まじでカッコよすぎない?」「面が良すぎて泣いてる」
-
韓国人が「日本語だと知らずに使っている日本語」が意外すぎて42万再生→ほっこりするオチに「全部持ってかれた」「お母さんかわいすぎwww」
-
人気TikTokerが25歳で死去、臓器提供へ 「何よりも人の命を救いたいと望んでいたから」
- ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
- 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
- トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
- 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
- そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
- 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
- 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
- “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
- 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
- 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
- “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
- 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
- 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
- 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
- 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
- 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
- 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
- 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
- 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
- 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声