「ドラゴンボール」最新映画の敵はブロリー! 本編登場に沸くファン、鳥山明「より魅力的なブロリーに」

悟空たちとは初対面になるのかな。

» 2018年07月10日 14時14分 公開
[宮澤諒ねとらぼ]

 劇場版「ドラゴンボール」20作目の正式タイトルが、「ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー」(12月14日公開)に決定。敵としてブロリーの名前がアナウンスされ、国内外を問わず人気を集める伝説の超サイヤ人の登場に、ネットでは大きな盛り上がりを見せています。

ドラゴンボール ドラゴンボール超 ブロリー ヤモシ 孫悟空 ベジータ ピッコロ 劇場版 映画 パラガス 悟空とベジータ以外に描かれた人物。どちらもブロリーなのだろうか
ドラゴンボール ドラゴンボール超 ブロリー ヤモシ 孫悟空 ベジータ ピッコロ 劇場版 映画 パラガス タイトルロゴ

 過去、劇場版には「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」(1993年3月)、「危険なふたり!超戦士はねむれない」(1994年3月)、「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」(1994年7月)と3度登場し(バイオブロリー含む)、圧倒的な力で孫悟空たちZ戦士を追い詰めてきたブロリー。

 これまではあくまでも劇場版だけの存在で、本筋とは関わりのないキャラクターとして描かれてきましたが、今回の内容はテレビアニメのアフターストーリー。つまり、ブロリーが初めて本編に登場することとなります。超サイヤ人ブルーになったベジータには、過去の汚名を思いっきり返上してもらいたいところ。

 3月21日に公開された特報映像では、悟空と対峙する何者かの姿が公開。サイヤ人であることやそのビジュアルから、歴史上初めて超サイヤ人に覚醒したサイヤ人・ヤモシではないかとの声があがっていました。今回の発表で、敵がブロリーであることが明らかとなりましたが、サイヤ人のバックボーンに迫った作品との情報もあることから、サイヤ人の歴史が語られる中で、ヤモシが登場することになるのかもしれません。


 原作・脚本・キャラクターデザインを手掛けた鳥山さんによると、ブロリーの登場は担当からの提案がきっかけとのこと。過去の劇場版を見て、「アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそう」だと感じ、「ドラゴンボール超」に組み込む形でストーリーを考えたといいます。ファンにとっては印象深いキャラクターですが、鳥山さん自身は記憶があいまいなようで「デザインだけは僕が描いたらしいのですが、当時、アニメにはほとんどノータッチでしたので内容はすっかり忘れていました」との告白も。他にもファンが喜ぶ仕掛けを多数用意しているようなので、「ドラゴンボールZ」以来だという人も、昔を思い出しながら楽しめる映画となりそうです。

鳥山明さんのコメント

みなさん、ブロリーって知っていますか?
昔のアニメ映画にだけ登場した、とんでもなく強いサイヤ人で
デザインだけは僕が描いたらしいのですが、当時、アニメには
ほとんどノータッチでしたので内容はすっかり忘れていました。

そのブロリーですが、いまだに日本だけでなく海外でも大人気だそうで、
そんなことから「今度の映画はブロリーにしませんか?」と担当さんから提案されました。

当時の映画を観させてもらって、アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそうだと感じ、
さっそく『ドラゴンボール超』のシリーズに組み込んで話を作ってみました。

ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、
新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになったと思っています。

もちろん、すさまじい闘いを見せるだけではなく、
悟空、ベジータ、ブロリーの3人がどのような運命をたどって出会うことになるのか、
そしてそこに大きく関係してくるフリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いており、
とてもスケールの大きな、そしてドラマチックな内容になっています。

あの最強のサイヤ人、ブロリー登場!
他にもまだまだファンの皆さんが喜ぶ内容をいっぱい盛り込んでいますので
期待して、完成までもうしばらく待っててちょ!!



ドラゴンボール ドラゴンボール超 ブロリー ヤモシ 孫悟空 ベジータ ピッコロ 劇場版 映画 パラガス 7月20日には第1弾の特典付き前売り券が発売されます

(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/05/news138.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. /nl/articles/2411/05/news109.jpg 事故で重体の人気日本人TikToker、1カ月の意識不明と家族ケア経て逝去……“旅立ち直前に会った”親友は「励ましに来てくれてたのかな」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2411/05/news161.jpg 大谷翔平の肩に手を伸ばし…… 妻・真美子さんの“さりげない仕草”に「良すぎ」「優しさ垣間見れる」
  5. /nl/articles/2411/03/news021.jpg 「クソビビったwww」 ハードオフに38万5000円で売っていた「衝撃的な商品」が90万表示 「売った人突き止めたい」
  6. /nl/articles/2404/22/news111.jpg 「初めて見た」 大谷翔平、まさかの私服姿で取材対応 “40万円のジャケット”も球場到着時に注目集める
  7. /nl/articles/2411/05/news026.jpg 水族館デートをした2人→遠距離恋愛を経て、10年後…… 同じ場所で撮影された“現在の姿”が「クソエモい」「最高」と話題
  8. /nl/articles/2411/02/news081.jpg 「昔は国際的なモデルだった」と話す祖母→孫は信じていなかったが…… 3200万再生された若かりしころの祖母に「オーマイゴッド」【海外】
  9. /nl/articles/2411/05/news129.jpg 「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」
  10. /nl/articles/2411/04/news019.jpg ぬいぐるみを一生懸命運んでいた秋田犬の子犬、あっという間に成長して…… 思わずグッと来るビフォーアフターに「ビックリ」「可愛すぎる」
先週の総合アクセスTOP10
  1. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  2. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  3. 結婚相手を連れてくる妹に「他の人に会わせられない」と言われた兄、プロがイメチェンしたら…… 「鈴木亮平さんに見えた」大変身に驚がく
  4. 「2007年に紅白出場」 38歳になった“グラビア界の黒船”が1年ぶりに近影公開→驚きの声続々
  5. 「クソビビったwww」 ハードオフに38万5000円で売っていた「衝撃的な商品」が90万表示 「売った人突き止めたい」
  6. 夫婦喧嘩した翌朝の弁当を夫が作ったら…… “森”すぎるビジュアルに「インパクトすごい」「最高に笑いました」の声
  7. 約9万円の「高級激レアガンプラ」を10時間かけて制作→完成品に「家宝だ」「めっちゃくちゃにかっこいい!!」
  8. 天皇皇后両陛下主催の園遊会、“お土産”に注目 ジョージア大使「大好物です」「娘たちからも大好評」
  9. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  10. 事故で重体の人気日本人TikToker、1カ月の意識不明と家族ケア経て逝去……“旅立ち直前に会った”親友は「励ましに来てくれてたのかな」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた