連載
» 2018年07月26日 18時00分 公開

サラリーマン、プリキュアを語る:もう一度、新しいステージに 一発屋芸人を声優に起用する「HUGっと!プリキュア」が描く“再生の物語” (2/3)

[kasumi,ねとらぼ]

再生の物語

 自分は「HUGっと!プリキュア」は「再生の物語」の一面があると思っています。

 野乃はなは、前の学校でのいじめから解放され新しい場所で、新しい友達を得て、プリキュアになりました。

プリキュア HUGっと!プリキュア 愛崎えみる キュアマシェリ ルールー キュアアムール はなちゃん すみれ はなちゃんを立ち直らせるのは、母すみれさん

 薬師寺さあや、輝木ほまれは「挫折からの再生」が今後のテーマとして描かれるでしょう

プリキュア HUGっと!プリキュア 愛崎えみる キュアマシェリ ルールー キュアアムール さあや さあやは女優になる?

プリキュア HUGっと!プリキュア 愛崎えみる キュアマシェリ ルールー キュアアムール ほまれ ほまれのスケートはどうなる?

 かつての敵、クライアス社のアンドロイドのルールーは、はなの母すみれさんに受け入れられ、愛崎えみると親友となり居場所を見つけました。その愛崎えみるは、兄と和解し、大好きなギターを家の中で弾けるようになりました。

プリキュア HUGっと!プリキュア 愛崎えみる キュアマシェリ ルールー キュアアムール 野乃すみれ ルールーを受け入れる、野乃すみれ

プリキュア HUGっと!プリキュア 愛崎えみる キュアマシェリ ルールー キュアアムール 正人 愛崎えみると兄、正人

 全ての人が、新しい場所を探し求め、自分に合ったそれぞれの場所を見つけ輝きだす。

 「HUGっと!プリキュア」はそんな物語なのだと思います。


「過去に縛られずに、未来に焦点を当てる」

 そんな中、元クライアス社の3人はプリキュアに先んじて「新しいステージ」へと移行しました。

 彼ら3人が選んだ「芸能の仕事」は、「プラスの感情をみんなに与える仕事」です。

 マイナスの感情「トゲパワワを増幅させる」仕事から、プラスの感情「アスパワワを創り出す」仕事へ。

 それはすなわち「未来を作る」ことに他なりません。

プリキュア HUGっと!プリキュア 愛崎えみる キュアマシェリ ルールー キュアアムール お祭りを楽しむプリキュアたち

 「時を止める」クライアス社と真っ向対立する、「未来を作る」芸能事務所の名前は、「まえむきあしたエージェンシー」

 そう。オトナだって「前向きに明日を作り出せる」のです。

 プリキュアたちがそれを受け入れているのも良いですよね。

 かつで自分たちを苦しめた敵を許し、受け入れる。

 「過去に縛られずに、未来に焦点を当てる」って考えは本当に素晴らしいと思います。

 「失敗しても、やり直せばよい」
 「自分の輝ける場所で、せいいっぱい輝こう」
 「なんでもできる! なんでもなれる!」

 このメッセージは、子どもとその保護者だけではなく、全ての大人にも向けられているのだと自分は思います。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.