楽しそうな「きつねくん」に心が浄化される……漫画「きつねくんと先生」がちょっと不思議でとっても温かい
人間に交じって小学校に通う“きつね”と、不思議に思いながらも優しく接する“先生”のお話。
漫画『あしあと探偵』の園田ゆり先生(@sonoda_yuri)が、小学校のクラスになぜか“きつね”がいる、ちょっと不思議でかわいい漫画『きつねくんと先生』シリーズをTwitterとnoteで公開しています。
物語の語り手は、小学校の先生。ある日、教室の中にきつねの子が紛れ込んでいることに気付いた先生は「なんて呼べばいいんだ」「その……きつねくん?」と声をかけます。するとダッシュで逃げるきつねくん。その後、外のきつねくんの元に教科書を届けたことから、奇妙な2人の関係がスタート。
エピソードを重ねるごとに、だんだんと2人の距離が近づいていく姿が描かれ、梅雨の時期には一緒に「てるてる坊主」を作ったりも。
きつねくんは人間に化けるのが下手だからか、直接言葉を話すことはできません。しかしその表情はとても豊かで、先生がきつねくんに似せたてるてる坊主を作ると、うれしそうにキラキラした目で大事そうに見つめます。
次の日、結局また雨が降ってしまうと、全身ずぶぬれになって登校するきつねくんの姿が。顔を振ってブルブルと水を飛ばしたり、先生にタオルで拭かれているのもかわいいですが、先生が対策としてあげた「きつねくん専用カッパ」を着る姿は最高にグッときます。やっぱりニコニコの笑顔が見てるだけで癒されるかわいさ……!
お話の中では、人間ではない生徒のきつねくんを気遣い、いろいろと試行錯誤したり、時には家庭訪問したりする先生。そして、それまでなにかにおびえていたきつねくんが先生とふれ合うことで、一生懸命に練習して「せんせい」と平仮名が書けるようになったり、一緒に花火を楽しめるようになったりと、たまらず心がほっこりするエピソードが描かれます。また、きつねくんの生い立ちが少しだけわかる母親のエピソードが、人間に化けた“からす”によって語られるなど、今後の展開も気になります。
ちなみに、園田先生が以前に投稿して話題になった創作漫画にも「きつねくん」は登場しています。その際は、ほとんどの人には人間にしか見えず、特定の人にはキツネにしか見えないという設定でした。なお、園田先生の他作品『平凡なキャラと時間旅行者』(関連記事)や『赤い嘘のある世界』(関連記事)では、いずれも独特な世界観が展開されています。
「きつねくんとプリン」
「きつねくんの生態」
「家庭訪問」
「おまつりの夜(前編)」
「おまつりの夜(後編)」
画像提供:園田ゆり(@sonoda_yuri)さん
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