ゴミか? 芸術か? 奇妙な芸術が続々登場する「バッドアート美術館展」開催
「無視するにはひどすぎる」な作品の数々。
東京ドームシティの「Gallery Aamo(ギャラリー アーモ)」で「バッドアート美術館展」を開催します。期間は、2018年11月22日から2019年1月14日です。
ここで展示されるのは、米国ボストンの「バッドアート美術館」に収蔵されている作品。名称通り、他では展示されず真価を認められることがないものの、称賛せずにいられない作品を「バッドアート」と称して収集・保存・展示し、それを生み出した芸術家をたたえる美術館です。
この美術館の起源は、1994年にボストンの画商スコット・ウィルソンがごみの中から「バッドアート」を拾ったことから始まりました。とはいえ、ただのごみ作品が美術館に収められることはなく「バッドアート美術館」の選考基準も設けられており、「芸術の名のもとに真剣に創作した本物のアートであること」「コンセプトあるいは完成の時点で何かが間違ってしまっていること」「議論や疑問が起こるものの、結果として興味深く称賛せずにいられない作品であること」が求められます。
制作途中で何かを間違えてしまったのか、見る人が「あれ…?何かおかしい…」という印象を抱きつつも、どういうわけか心動かされる作品。そうした作品が「バッドアート美術館」には800点以上コレクションされていますが、今回はその収蔵作から100点を日本初公開します。
また、現代美術のフィールドでも活躍する漫画家のしりあがり寿氏がスペシャルサポーターを務め、「バッドアート」コレクションを独自のユーモアを交えて紹介します。レベルは高いことは分かるものの「どうしてこうなった」感を持ってしまう奇妙な芸術を堪能できる展覧会です。
期間 2018年11月22日〜2019年1月14日 ※開催期間中無休
時間 10時〜18時
料金(当日)大人(高校生以上)1300円(前売)大人(高校生以上)1100円
(当日・前売一律)小人(小・中学生)200円
会場 Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
(クラタマスミ)
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