は?「運転席が真ん中」!? マクラーレン、最高速度403キロのぶっ飛びマシン「スピードテイル」を発表(1/2 ページ)

3座レイアウトのあの90年代究極スーパーカー「マクラーレン・F1」の再来ですよ。

» 2018年10月29日 10時30分 公開
[agarねとらぼ]

 マクラーレン・オートモーティブは10月26日(現地時間)、新型スーパーカー「スピードテイル」を発表しました。

スピードテイル スピードテイル(写真:マクラーレン・オートモーティブ、以下同)

 スピードテイルは、2017年発表の「マクラーレン・セナ」(関連記事)に続く超高性能車カテゴリーに位置付ける“アルティメットシリーズ”の最新モデル。サーキット走行の究極性能を目指したマクラーレン・セナに対して、“究極のハイパーGT”をうたう「最高速度」の究極性能を追求し、マクラーレンの市販車として史上最速となる時速403キロの最高速度を実現しました。

 パワートレインはエンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリッド方式で、合計1050馬力を発生。時速300キロまで13秒で達する加速性能を実現します。そして、時速400キロ以上の最高速度を実現するために空力性能を追求したボディーには、通常のクルマでは見かけない特殊なパーツを多用しています。

最高速度を追求するため、特殊なパーツで空力性能を高めた 最高速度を追求するため、特殊なパーツで空力性能を高めた

 まず、ホイールの回転で乱れる気流を抑えるために、フロントホイールへ“ホイールと一緒に回転しない”構造のエアロカバーを装着します。続いて、ドアミラーもカメラとモニターによるデジタルドアミラー(関連記事)を採用。併せて、最高速を出す「ベロシティモード」では側面に少し飛び出すカメラを格納してしまい、空気抵抗をさらに減らす仕組みも備えます。

 デザインの特徴でもある長いテールの後端には、従来型のリアウイングではなく航空機の翼に使われる「エルロン」を装備します。さらにこのパーツはボディーとつながった1枚のカーボンファイバーで作られていて、パーツを曲げながら滑らかに変形して機能するようになっています。

 内装の特別感にも注目です。マクラーレンが1990年代に投入したスーパーカー「マクラーレン・F1」と同じ、中央に運転席を配置した独創的な3座レイアウトを復活させました。マクラーレン・F1は、このスピードテイルが登場するまでのマクラーレン最高速度記録マシン。スピードテイルは、速度記録とともにこの往年の名車の再来を意識させるにふさわしいグッと来る特徴も備えています。

 スピードテイルは106台の限定生産で、価格は175万ポンド(約2億5000万円)。残念ながら、発表時点で全て成約済みとなっています。

伝説の「マクラーレン・F1」と同じ“3人乗り”のシートレイアウト 伝説の「マクラーレン・F1」と同じ、センター運転席とする“3人乗り”のシートレイアウト
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」