意外とポジティブ反応も多かった? 反対署名も起きている「高輪ゲートウェイ」問題をTwitter民はどう捉えたか調査してみた
発表直後から3日間の反応を調べました。
2018年12月3日、JR東日本が山手線の新駅の名称を「高輪ゲートウェイ」とすることを発表しました。これについて、Twitterユーザーはどんな反応をみせたのかを調査してみました。
調査は発表直後から3日後までの間に「高輪ゲートウェイ」について投稿されたものが対象。反対署名の活動が行れ、芸能界や政界からも否定的な意見が挙がっていると報道各社が伝える中、その結果は意外にもポジティブな反応が過半数を占めました。
駅名「高輪ゲートウェイ」 意見はネガティブ? ポジティブ?
ポジティブ:56.7%、ネガティブ:43.3%
集計したデータを見ると、発表直後はネガティブな反応が多かったものの、徐々にポジティブな反応が増えていき、発表から2日経ったころからポジティブな反応の割合が増えていきました。Twitter上での盛り上がりのピークも2日経ったあたりでした。
盛り上がり
プラスマイナスに好意的な意見
「新駅か?」とウワサになった2012年頃からTwitterで駅名大喜利があり、何度か盛り上がりの山がありました
注目されたツイート
注目を集めた投稿は「高輪ゲートウェイ」という駅名にちなんで、山手線の駅名を同様に漢字とカナで表現してみたというものから、全国各地にある漢字とカナを組み合わせた駅名まとめなど、大喜利的なものから過去の事例を紹介するものでした。
ただポジティブな意見を見ていくと、名称そのものを肯定するというよりも、「高輪ゲートウェイ」を別アングルから見ているようなものが多く、ポジティブに捉えているものの含みがある投稿も多く見られました。
ネガティブな意見は8398件の票が集まった「高輪」ではなく、36件の票が集まった「高輪ゲートウェイ」に決まったことに対する不信感など、「ゲートウェイ」というカナ表記に否定的な反応が多く、ストレートに「ダサい」と切って捨てる反応もありました。
ポジティブなツイート
可愛いなどの声も。
ネガティブなツイート
「人気がなかったのになぜ?」の声。
反応した年齢層の割合は?
この「高輪ゲートウェイ」問題に強く反応を示したのは20代が最多。続いて30代、40代と続きました。地域別に見るとやはり東京や埼玉、千葉など関東圏のTwitterユーザーからの反応が多かったようです。なぜか青森県民からの反応も多めでした。
10代:5%、20代:40%、30代:32.9%、40代:18.2%、50代60代:3.8%
多く反応した県(あるいは区)は?
なぜか青森県民の反応も。
男女比は?
男性:70.1、女性:29.9
男性が圧倒的に多いですね。
まとめ
Twitter上ではポジティブな反応が少し多めに検出されましたが、投稿を見ていくと「肯定しているようにみえて、その実は否定的」と捉えられるものが数多く見られました。賛否の実態を掴むのは非常に困難な様相を呈していますが、発表から約1週間が経過した現在、ネット署名サイト「change.org」で駅名撤回を求める活動に8000人を超える署名が集まるなど、「高輪ゲートウェイ」問題への注目度は高まっており、今後どのような展開を見せるのか。JR東日本の対応に注目が集まっています。
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2020年に使用開始、2022年に最終完成予定。
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