「SSSS.GRIDMAN」原作ドラマの主演俳優が悲痛の訴え 経営店にイタズラ電話が殺到
小尾さん「俺は店を畳むしかなくなる」。
特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」で主演を務めた元俳優の小尾昌也さんが、自身が経営している飲食店に迷惑電話が殺到していることをTwitterで報告。同作を基にしたアニメ「SSSS.GRIDMAN」がブームになったことで、良識のない行為に及ぶファンが現れているようです。
原作ドラマの主人公を演じた人物として注目を浴び、SNSや2018年末に開催された「コミックマーケット95」などを通して新旧ファンと交流していた小尾さん。現在は作品と一切関係のない飲食店を経営していますが、同作と関連して店を宣伝するような行為はしておらず、SNS上で情報を発信することもありませんでした。
迷惑電話が殺到したのは、店の電話番号がTwitterで拡散されたのが原因。小尾さんによると、同作の冬コミ頒布物について触れた制作側のツイートが大きな反響を呼び、「何故かそのツイートに宣伝と称して無断で当店の電話番号が晒される」と同投稿にリプライする形で店の電話番号を掲載したユーザーがいたとのこと。店と作品を切り離して経営していた小尾さんにとっては寝耳に水な出来事で、「毎日50〜100件近くイタズラ電話がかかってきています」「ネガティヴでもなんでもない営業妨害だし死活問題だ」など、経営に大きな悪影響が出ている現状を告白しています。
電話の内容は、「無言だったりただの世間話だったり自分がファンだと言うアピールだったり 予約なんて10本に1本くらい」とほとんどが迷惑行為だそうで、「みんなの協力が必要なんだ この状況が改善しなければ俺は店を畳むしかなくなる」と必死に訴えた小尾さん。警察には相談済みだそうですが、「同一犯ではない限り検挙は出来ないとの事 だからこうして呼びかけてるんだよ」と現状ではSNSでの発信が頼みの綱であることもつづっています。
現在は各サイトでの電話番号を非公開にし、店の電話線も抜いているとのこと。今後の対応としては、「再開後もイタズラの可能性を加味して一見の予約は受け付けない方向で決定しました」と苦渋の決断をしたことも明かしました。
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