ゆきだるまつくりたいです! こぐまのケーキ屋さん(45)「かぜひきゆきだるま」:おまとめ こぐまのケーキ屋さん
風邪が治ってから一緒に作れるといいですね……!
漫画家のカメントツ先生(@computerozi)がTwitter上で連載中の「こぐまのケーキ屋さん」。今週は第221話〜第225話を振り返ります。
作者:カメントツ
1986年生まれ、愛知県出身。デザイナー、イラストレーターを経て2014年から漫画家としての活動を開始。現在は小学館「ゲッサン」で「スタッフがおいしくいただきました」連載中。ほか代表作に、「カメントツのルポ漫画地獄」(オモコロ)、「カメントツの漫画ならず道」(ゲッサン)など。
Twitter:@computerozi
「びょういん」
「ちょうしんき」
「かぜひきとゆきふり」
「かぜひきゆきだるま」
「あいのこくはく…?」
かぜ……なおりました……?
前回、風邪をひいて心まで弱くなってしまったこぐまのケーキ屋さん。駆けつけた店員さんと一緒に向かった病院でもどこか不安そうで、店員さんが診察室にまでは来ないことを聞くと、「びょうきなおりました!」と空元気を出すこぐまさんの姿が。子どものころを思い出してその心細い気持ちに共感しつつ、今は店員さんのように心の内で応援するしかありません……!
そして、聴診器をみて「これは、いたいですか?」と怖がるように震えるこぐま店長。初めてのものにドキドキして必死な様子に、思わず「大丈夫だよ」と優しく声をかけたくなりますが、同時にいろんな表情を見せる店長を静かに見守っていたくもなります。痛くないと言われて「しんじます…」とギュッと目を閉じる姿がかわいい……。
お家に帰ったこぐまさんは、看病する店員さんにお礼を言ってご飯を食べます。そんな少しずつ回復してきたところに、外では白い雪が。するとその光景を見て「かぜ…なおりました…」と、また空元気を出すこぐまさん。遊びたい気持ちはわかるけど……!
きっと以前の楽しかった雪遊びを思い出したのでしょう(73話参照)。ずっと外を見つめる店長の姿を見て、店員さんが1人外に出て作ったのは、小さい雪だるまたち。窓の側に並んだのを見てうれしそうなこぐまさんと優しさにあふれた店員さんの行動に、寒さを忘れるくらい心がほっこりします。
また今回は、2月14日「バレンタインデー」のお話も。店員さんが新作スイーツのテーマとして提案した“愛の告白”に頭を悩ましてしまうこぐま店長の姿に、昨年の“ハートを割ってしまうチョコレート”を思い出してフフッとなったり。またコメントでは以前のエピソード(100話参照)を振り返り、「ないとこまる」ものですよと店長に教えてあげようとする声もみられました。
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