「劇場版デジモンアドベンチャー(仮題)」2020年初春公開! 大人になった太一とアグモンの後ろ姿が泣ける

初音ミクとのコラボ企画も始動。

» 2019年03月06日 07時00分 公開
[ADAKENねとらぼ]

 アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの誕生20周年を記念した映画「劇場版デジモンアドベンチャー(仮題)」が、2020年初春に公開されることになり、特報動画とティーザービジュアルが解禁されました。大きいお友達が泣いちゃうやつだ。

デジモンアドベンチャー 20周年 八神太一 アグモン 劇場版 大人になった太一とアグモンの後ろ姿を描いた「デジモンアドベンチャー」20周年記念作“超”ティーザービジュアル (C)本郷あきよし・東映アニメーション

 「デジモンアドベンチャー」は、1997年6月に発売された携帯育成ゲーム「デジタルモンスター」を原点としたアニメーションシリーズ。8人の“選ばれし子どもたち”がデジタルワールドという世界でそれぞれの分身的存在であるパートナーデジモンと冒険するストーリーで、1999年に劇場版第1作が公開、同年にテレビシリーズが放送されています。2018年には、ファンイベント「デジモン感謝祭2018」で映画の制作が発表されており、同年末の「ジャンプフェスタ2019」では、選ばれし子どもたちが大人になった姿が公開され、盛り上がりを見せていました。

 公開された“超”ティーザービジュアルに描かれているのは、主人公の八神太一とパートナーデジモンのアグモンが手をつないでいる姿。キャラクターデザインを手掛ける中鶴勝祥さんが、同作のワンシーンをイメージして描き下ろしたもので、大人になっても失われないパートナーとの絆や、太一が子どものころにつけていたゴーグルが右手に見えることからまだ残る少年心も感じられます。

 “超”特報映像では、テレビアニメで描かれたそれぞれのキャラクターのひと夏の映像が、太一(CV:花江夏樹さん)のモノローグとともに映し出されています。そしてアグモンの「ねえ太一、明日は何するの?」という一言が、ぐっと心に染み込んでくるものとなっており、20年に渡る同シリーズを見続けてきたファンにはたまらない仕上がりとなりそうです。

プロデューサー・木下陽介さんのコメント

 20周年という節目に、どんなデジモンを? これは難題だなあ、と思いました。ただ1つ、最初に決めたことは、「劇場版」をやろうということでした。その時は、単純に作画だとか映像クオリティ面を意識した言葉でしたが、「劇場版」とは?を解いていくと、1本のフィルムに濃縮されたエンターテインメント性だったり、色々な意味合いがあり、今も迷ったときに何をすべきか? 自然と立ち返る大きな柱になっています。何を言いたいかというと、90分程度の時間、観ている人をスクリーンに釘付けにさせて、あー、面白かった! って帰ってもらいたい。我々はそこを目指して走っています。これまでの20年間でデジモンと出会った人へ。そして、はじめてデジモンと出会う人にも。絆の物語を届けます。

 また、20周年企画として、ボーカロイド「初音ミク」とのコラボレーションが決定。「デジモンアドベンチャー tri.」のキャラクターデザインを手がけた宇木敦哉さんによるキービジュアルが解禁されており、ミクとアグモンが、太一のゴーグルやデジモンたちの絆の象徴であるデジヴァイスとともに空を舞う様子が描かれています。さらに、テレビ版オープニングテーマ「Butter-Fly」を思い起こさせるようにデジモンチックなデザインの蝶たちが羽ばたいているのもチェックポイントです。

初音ミク アグモン デジモンアドベンチャー Butter-Fly 宇木敦哉 初音ミクとアグモンが空に舞う、宇木敦哉さんデザインのコラボキービジュアル ill. by Atsuya Uki (C) CFM (C)H・T

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