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» 2019年04月09日 15時48分 公開

「新紙幣に刷新」→「アレが売れる」……と株価が急上昇した会社

キャッシュレスが進んでも現金ニーズは当分高そうです。

[ねとらぼ]

 政府が紙幣と500円硬貨の刷新を発表した2019年4月9日、株式市場では現金処理に関連する企業の株価が軒並み急騰しました。銀行のATMや自販機など現金を扱う機器を新紙幣、硬貨に対応させるための需要が発生する──という思惑から、こうした機器のメーカーが物色されたようです。

photo 2024年度に登場する新1万円札のイメージ
photo 2021年度に登場する新500円硬貨のイメージ

 硬貨・紙幣処理機で国内シェア5割強を握るグローリー(東証1部)は一時ストップ高(値幅制限の上限)となり年初来高値を更新。211円高(+7.87%)の2893円で取引を終えています。

photo グローリーは一時ストップ高=Yahoo!ファイナンスより

 紙幣識別機や硬貨計数機などを製造する日本金銭機械(東証1部)も97円高(+8.57%)の1229円に上昇。貨幣処理機器で大手のムサシ(東証JASDAQ)は113円高(+5.00%)の2373円でした。

photo 日本金銭機械は貨幣処理機器を世界に販売している=Webサイトより

 駅の自動券売機のほか、ATMの硬貨、紙幣処理装置などを製造する高見沢サイバネティックス(東証JASDAQ)はストップ高となる前日比300円高(+27.86%)の1377円と、大幅に上昇。ATM用の紙幣鑑別センサーを手がけるユビテック(東証JASDAQ)も一時ストップ高となり、終値でも22円高(+6.75%)の348円でした。

 新1万円札と新5000円札、新1000円札は2024年度上期をめどに登場。新500円硬貨は2021年度上期をめどに発行が始まります。

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