漫画『孔雀王』荻野真さん死去 59歳
『孔雀王』は密教に関心を抱くきっかけとなった思い出深い作品でした。
» 2019年05月10日 16時20分 公開
[西尾泰三,ねとらぼ]
漫画『孔雀王』などで知られる漫画家の荻野真さんが、4月29日に腎不全のため死去していたことが集英社『ヤングジャンプ』の公式サイトで5月10日に発表されました。享年59歳。葬儀は5月8日に近親者のみで執り行ったとしています。
1959年生まれの荻野さんは、1985年に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載開始した『孔雀王』でデビュー。同誌史上初の集英社青年漫画大賞を受賞した同作は、密教や神道をはじめさまざまな神話をモチーフとした作風で、オカルト系漫画屈指の名作に。アニメ化や映画化も果たし、九字を切る多感な読者を多数生み出しました。
『孔雀王』連載終了後は、同誌で『孔雀王 退魔聖伝』『孔雀王 曲神紀』などの続編を手掛けるとともに、『夜叉鴉』『拳銃神』なども連載。2010年代になると、小学館やリイド社で『孔雀王ライジング』『孔雀王-戦国転生-』の連載をスタートしています。
プライベートでは、2015年末に急性ヘルニア・肝硬変・肺梗塞・多臓器不全などが一度に発症し、ICUで年末年始を過ごしたと明かしていました。
『ヤングジャンプ』公式サイトでは、「独自の世界観からなる その伝奇SF作品は多大な人気を博してまいりました」と荻野さんの死を悼みつつ、「これまでの読者の皆さまのご愛顧に対し深謝しますとともに 謹んでご逝去の報告を申し上げます」と追悼の意を表しています。
advertisement
関連記事
- 「ルパン三世」モンキー・パンチさんが死去 手塚るみ子や水木一郎ら著名人からコメント寄せられる「言葉が見つかりません」
後日、偲ぶ会が予定されているとのこと。 - 『子連れ狼』などの小池一夫さん、肺炎で逝去 亡くなった当日にモンキー・パンチさんへの思いをツイート
82歳でした。 - 叶姉妹、モンキー・パンチさんを“峰不二子コスプレ”で追悼 「心より愛を込めて…」と感謝の言葉も
リアル峰不二子とも言われる叶姉妹。 - 「僕も死ぬまでロックンロールします」 内田裕也に訃報にミッキー・カーチス、布袋寅泰ら“日本ロック界”から追悼の声
綾小路翔さん「新元号には興味なかったんだろうな」。 - 「何も手がつかない」「彼はライバルであり、親友」 米津玄師、「ヒトリエ」wowakaの訃報に悲痛な思い
同時期にボカロPとして活躍した2人。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
-
“プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
-
100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
-
「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」【2024年の弁当・料理まとめ】
-
「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
-
「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】
-
鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
-
セリアのふきんに、糸で“ある模様”を縫っていくと…… 思わずため息がもれる完成形に「美しい」「やってみます」
先週の総合アクセスTOP10
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」