まんが王国と『月刊コミックバンチ』が新レーベル「ウツツ」創刊へ
売春、不倫、性差別、児童虐待などを扱った作品がズラり。
» 2019年05月12日 18時05分 公開
[西尾泰三,ねとらぼ]
電子コミック配信サービス「まんが王国」と『月刊コミックバンチ』(新潮社)のコラボで、売春、不倫、性差別、児童虐待などのテーマを扱う新レーベル「ウツツ」の創刊が分かりました。
「傷つく者こそ強くなる。電子発、共感の新レーベル」のキャッチコピーで創刊される同レーベルは、先行配信中の『君に愛されて痛かった』(知るかバカうどん)の他、新連載5作品でスタート。
創刊ラインアップは、「小説家になろう」発の作品をコミカライズした『JKハルは異世界で娼婦になった』(原作:平鳥コウ、漫画:山田J太)。ソフトオンデマンド専属の現役セクシー女優・野々原なずなさんが描く自伝『男性恐怖症だった私がAV女優になるまでの話』。エッセイコミック『不倫サレ日記』で知られるななしなあめ子さん原作の『それでも結婚、続けますか?』(仮)、妻と夫の心と体が入れ替わったことで知る育児やママ友トラブル、職場での格差などのジェンダーバイアスを描く『妻が夫で夫が妻で』(青波エコー)、発達障害、DV、ネグレクトなど現代社会が抱える病理を描く『わたしのカッコウたち -児童養護施設のふつう-』(大須賀こすも)の5作品です。
6月14日からまんが王国で順次配信予定で、全作品3話一挙配信(第1話は無料、毎週金曜日配信)。また、新レーベル開始を記念し、5月21日発売の『月刊コミックバンチ』7月号では、漫画家として本格デビューする野々原さんが過去に同人誌で発表した短編『学校じゃできないこと』が掲載されます。
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