小松菜奈＆門脇麦、「さよならくちびる」初日舞台あいさつで“三角関係”を語る 成田凌はどハマり中の「テラスハウス」話も（2/2 ページ）

[のとほのか，ねとらぼ]

　作中では、ハルのことが好きなシマ、レオに友情を越えた気持ちを抱くハル、そんな2人の思いを知りつつシマを好きになってしまうレオと三角関係になる3人。そんな3人の関係について門脇さんは、「うまく言葉にできない人たちなので、さらにうまく行かなくなったりして、そういう姿がもどかしくもあると同時にすごくいとおしいです」と語っており、成田さんは、最近毎日見ているという「テラスハウス」を引き合いに出しつつ、「テラスハウスとかもそうだけど、男2女1のものが多いような気がしていて。この映画は女2男1なんだけど1対1対1で戦っていて、それぞれの感情が説明的じゃなく伝わってくる」と熱弁していました。テラハ大好きだな。

テラハにどハマりしている成田さん

不器用な3人の三角関係も見どころ (C) 2019「さよならくちびる」製作委員会

　また、もし実際に“三角関係”のような立場になった場合どうするか聞かれると、成田さんは「シマみたいに中立的な立場になっちゃうと思う」と回答。小松さんと門脇さんは、3人の関係性を尊重するとの考えで、「安定な方を求めちゃうと思う」（小松さん）「（身を）引きますね」（門脇さん）と語っており、ガールズトークのような雰囲気が漂っていました。

2人だけの空間が広がる瞬間も

　最後に監督は、「この3人に、これまでとは違う魅力をこの映画で描き出したいなと思って作りました。それも魅力の一つかなと思います。あとは、各地方で3人が歌を歌うのですが、そこに流れるエモーションとかそれぞれの感情とか、その都度変化しています。映画は多くは語りませんが、3人を見て、歌詞を聞いていただければ、自然と皆さんの心に何かが湧き上がってくるんじゃないかなと思います。その辺も楽しんでいただけたらなと」と見どころを語りました。

5月31日から上映中　(C) 2019「さよならくちびる」製作委員会