レビュー
» 2019年06月03日 12時00分 公開

急展開「ラジエーションハウス」残り3話はオリジナル展開へ 「医師か技師か問題」「四角関係」はどうなる?(1/2 ページ)

ドラマが原作に追いついてしまった、オリジナル展開に期待。

[寺西ジャジューカ, イラスト:まつもとりえこ,ねとらぼ]

 5月27日に放送された「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」(フジテレビ系)第8話で、甘春杏(本田翼)は五十嵐唯織(窪田正孝)が医師であることを知ってしまった。


ラジエーションハウス 杏(本田翼)は、唯織(窪田正孝)の真実をついに知ってしまった イラスト/まつもとりえこ

第8話あらすじ、唯織が医師と知ってショックを受ける杏

 甘春総合病院に、けいれん発作で魚谷久美(稲垣来泉)という少女が救急搬送されてくる。MRI検査を行ったところ、脳が木の枝のように光る「ブライトツリーアピアランス」が見られた。杏は、あらためて久美のMRI検査を行うことを決める。

 同じ頃、腹部の痛みを訴える若井陽子(佐藤めぐみ)が内科受診にやってきた。当初は薬で散らせる盲腸と診断された陽子であったが、唯織は虫垂腫瘍の可能性があると鏑木安富(浅野和之)に助言する。鏑木は自分の診断にケチをつけられたと機嫌を損ねる。だが、杏も唯織同様「虫垂腫瘍」の疑いがあると感じていたため、再検査を行うことに。結果、やはり陽子は虫垂腫瘍だった。

 あくる日、杏がMRI検査を受ける久美の病室を訪れると、そこに久美の姿はなかった。久美を見つけた杏は、エレベーターに逃げ込む彼女に追いつき、共に乗り込んだ。すると、安全装置が誤作動を起こしてエレベーターが緊急停止。そこで久美にけいれんが起こる。閉じ込められている杏に適切な指示を送る唯織。そして、技師チームがエレベーターのドアをこじ開けることで、何とか久美の救出に成功した。

 後日、ラジエーションハウスの前を通りかがった杏は、大森渚(和久井映見)と小野寺俊夫(遠藤憲一)の会話を偶然聞いてしまう。その内容は、実は唯織は医師だというもの。ショックを受けて放心状態の杏は意識朦朧(もうろう)となり、エスカレーターから転落した。偶然、その場に居合わせた唯織は慌てて杏に駆け寄った。

エレベーターの扉を開ける唯織を前に目がハートマークの杏

 大きな進展があった第8話。実は唯織が医師であると杏が知ってしまったのだ。とはいえ、それ以前より杏はずっと唯織を頼りにしている。エレベーターに閉じ込められた際、久美の容体を気にしながら指示を送ったのは唯織で、「はい!」と大声で返事しながら素直に従ったのは医師の杏なのだ。

 前回のレビューでも書いた。医師と技師、どちらの立場で働くべきか唯織はいよいよ岐路に立たされている。医師ならば、杏に指示を飛ばしても関係性としては自然だ。鏑木の診断に意見したって、「君にその権限はない!」と怒られることもない。

 唯織が医師だと知った杏は、明らかにショックを受けていた。彼女は今、どういう感情なのか? 唯織の存在をきっかけに、杏は放射線技師への認識を改め始めていた。技師の職域を越えようとする唯織を、立場が悪くなることもいとわずかばってきた。そんな中、唯織が医師だと知ってしまう。複雑な感情を抱き、「裏切られた!」と感じてもおかしくない。エレベーターの扉をこじ開ける唯織の姿を見た瞬間、杏の目は完全にハートマークだったのだが……。


ラジエーションハウス 8話の見どころ。エレベーターの扉をこじ開ける唯織、こんなの惚れてまうやろ イラスト/まつもとりえこ

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