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» 2019年06月09日 09時00分 公開

なんと美しい爆発オチ 「初めて描いてみた漫画」の本当に初めてっぽい勢いがすがすがしい

勢いしかない。だが、それがいい。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 「マンガってやつに挑戦してみた……」と、初心者が公開した漫画が好評です。とにかく勢いがすさまじく、「そうだ マンガかいてみよう」と、作者の言葉が暗闇に浮かび上がるなり世界が始まります。旧約聖書の「光あれ」みたいだな。


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 こうして唐突に漫画は始まり、主人公が現れました。しかし、女子高校生であること以外、作者が何も決めておらず、ただただ空から落っこちていくばかりです。名前はおろか、居場所すら設定されてなかったもよう。


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 「何ものなんだ私は」「なんで空なの」「どこに向かっているの……?」「いろんな意味で着地点が見えない!」――ある意味作者の苦悩を代弁するように主人公が叫んでいるうち、とうとう作者自身が「話考えないで描き始めちゃった」と白状。ついでに、「4ページ目で爆発オチします」と、先にバラしてしまいます。もう3ページ目なのに。


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 すると、急に主人公の親友キャラ「猫平(ねこひら)」が出現。「猫平は強い衝撃で爆発するのにゃ」と言うやいなや地面に激突し、漫画は予告通り爆発シーンで終わりました。なんて強引な帳尻合わせなんだ……。


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 作者の山鳥製菓(@yamadoriseika)さんは、「描いてみたいけど描きたい話が出ないので逆にそれをネタにしました」とコメント。落下で始まる冒頭は、戦場へのパラシュート降下から始まる対戦ゲーム「PUBG」(関連記事)のプレイ動画を見て思いついたそうです。なるほどっ。

 リプライでは勢いと疾走感を讃える声が多く上がる一方で、「きっちり起承転結はある」との指摘も寄せられました。各ページを「唐突な導入」「主人公の落下」「重要キャラの登場」「爆発オチ」と捉えると……確かに!


アイキャッチ ミもフタもない言い方をすると「小学生が漫画に初挑戦したものの、うまくいかなくて爆発で終わらせた」ようなシーン。でも、作画がていねいですがすがしい

作品提供:山鳥製菓(@yamadoriseika)さん



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