14話直後考察「あなたの番です」黒島ちゃんの運命は? 脅迫状「やることをやれ」の意味と早苗たちの勘違いを検証(1/2 ページ)
「助かる説」提唱します。
「あなたの番です」(新日曜ドラマよる10時30分)の第14話直後考察編である。
「待ってください。大事なことをバンバン話してますけど」と水城洋司(皆川猿時)刑事が叫ぶほど、さまざまなことが判明した第14話。重要な榎本正志(阪田マサノブ:402号室)の証言を検証していこう。
榎本正志が白状したあれこれ
榎本総一(荒木飛羽:402号室)の「実験がんばる」という伝言を聞き、榎本正志があれこれ白状しはじめた。その内容をまとめてみよう。
総一、友達を殺そうとして「実験だよ。見てみたかったの、人が死ぬところ」と言う。
母親の早苗は総一を監禁して育てようとする。正志は保身のため、それにのる。
総一、学校のニワトリ、ネコを殺す。
監禁部屋を管理人に見つかり、口止め料を要求される。
早苗は交換殺人ゲームで「管理人さん」と書く。
管理人さんが「本当に殺されて、その後ゲームの続行を強要されて」と正志は語る。
早苗は、ドクター山際を殺害。
早苗、罪の意識に耐えかねて、藤井淳史(片桐仁:403号室)に脅迫状を送る。
生首を持ち出したのは榎本総一(荒木飛羽:402号室)。「生首でも何でも平気で扱う子なんだって」
「やることをやれ」の脅迫状の意味は?
ポイントは、早苗のところに来た脅迫状だ。
榎本総一(荒木飛羽:402号室)の写真と「やることをやれ」の文字。管理人の死亡直後にこれを受け取った早苗と正志は「交換殺人ゲームの強要」と受け取ったが、どうだろうか。
総一の写真は、管理人が撮ったモノだ。そうすると、この脅迫状は管理人が出したものだと考えるのが自然だ。
とすると「やることをやれ」の意味は? 「口止め料を払え」という管理人からの脅迫状ではないか。
管理人の死んだ理由は?
つまり、管理人は死ぬ前に口止め料に関する脅迫状を出し、その後、死亡。勘違いした早苗が交換殺人をスタートさせて、さらに次の藤井に脅迫状を送った。
とすると、管理人は誰からも殺されていない。自殺説もあるが、事故死ではないか。
第2話直後考察で分析した通り、“誰かが仕組んだという展開にするよりも「事故死で犯人などいなかったのに、マンション内の同調圧力のせいで連続殺人が巻き起こる」という皮肉な展開になるべき”なのではないだろうか。
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田中圭「その話はたぶん恋だね」。
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