神の化身とも呼ばれる美しい動物 ユキヒョウの写真集『神の獣 ユキヒョウ』が発売

かわいいだけじゃない、その魅力。

» 2019年08月14日 11時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 ラーテルハートからおそらく世界初(出版社調べ)のユキヒョウの写真集、『神の獣 ユキヒョウ』が発売されます。


青い空とユキヒョウ 写真集の主人公、「ユキヒョウ」

 ユキヒョウは現地では神の化身など神聖な動物と呼ばれる、その名前の通り雪のように真っ白い毛皮が特徴的なヒョウの仲間です。日本国内では多摩動物公園東山動物園など比較的飼育している動物園が多い動物ですが、野生における生息数は4000頭程度といわれていて、絶滅が心配されています。

 ユキヒョウは数が少ない上に中央アジアやヒマラヤ周辺の標高の高い高地に生息していること、毛皮が保護色となって見つけにくいこと、とても警戒心が強いことから写真を撮影することどころか、その姿を見つけること自体がとても難しいといわれている動物。

 テレビの撮影班が数カ月ロケを行って、1度もユキヒョウの姿を見かけられなかった……ということが過去に何度もあったという話からも、ユキヒョウを見つけることの難しさがうかがえますね。


ユキヒョウの写真2枚並び 野生のユキヒョウならではの魅力が詰まっています

 そんなユキヒョウですが、今回の写真集には積極的にユキヒョウの保護活動を行っている環境保護団体WWF、動物のニュースや写真を数多く取り扱っているナショナルジオグラフィック、野生動物写真家の秋山知伸氏、ラダック(インド)のユキヒョウ保護団体などユキヒョウのスペシャリストたちの協力と支援のもと、貴重な野生のユキヒョウの写真がなんと60点も掲載されています。

 ユキヒョウの写真だけではなく、ユキヒョウが住んでいる環境や生態、保護活動に関する説明や写真も盛り込まれている写真集は、ユキヒョウについて深く知ることができる1冊となっています。

 『神の獣 ユキヒョウ』はA4判ハードカバーでカラーページが80ページもある大ボリューム仕様、8月19日から1冊4800円(税別)で販売されます。なお8月10日から8月18日まで、有隣堂の一部店舗(全10店舗)にて先行販売も行われますよ。

三日月 影狼

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」