「本人が一番悔しい思いをしている」 布袋寅泰、コブクロ小渕の国歌独唱に言及 「呼吸バランスが崩れ……」とプロ目線の分析も(1/2 ページ)
小渕さん「緊張しすぎました」。
ミュージシャンの布袋寅泰さんが9月22日にInstagramを更新。9月15日に開催された陸上大会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で披露された「コブクロ」小渕健太郎さんの国歌独唱について、ネット上の反響を踏まえながら持論をつづっています。
小渕さんの国歌独唱は本来の歌唱力を発揮できたとはいえず、歌い出しから多くの視聴者が違和感を覚えることとなり、Twitterでは「君が代」「小渕さん」「国歌斉唱」など関連ワードがトレンド入りする事態に。こうしたネットの反響を受けて、友人である小淵さんの歌唱を動画で確認したという布袋さんは、「確かに理想的な歌唱であったとは言えず、誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ」と小渕さんの心境を察するようなコメントを発表しました。
さらに、小渕さんの身に起きていたトラブルについて「本人は言い訳することは出来ないが、歌い出しの前深々とお辞儀をして、発声の際大切な横隔膜と喉との間の呼吸バランスか崩れ、歌い出しからオクターブが狂い、瞬時に元に戻すことが不自然だと察し、そのままのキーで歌わざるを得ない状況であったと僕は推測する」とプロの分析をしてみせた布袋さん。
小渕さんに批判の声もあがっている状況には、「擁護もしない。しかし否定もしない」と冷静な立場を保ちながらも、「ただ、力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」と一言残しています。
なお、小渕さんは歌唱後にJAAF(日本陸上競技連盟)の公式Twitterに動画で登場し、「選手の皆さん全員がベストを尽くせることを願って歌いました。緊張しすぎましたけれども、1人1人がこの天候の中で走ることをイメージしていたら、僕も胸が熱くなりまして……」と歌唱前は過度の緊張状態だったことを笑顔で振り返っていました。
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