“ニャンちゅう声優”、津久井教生難病「ALS」公表も仕事継続へ 「少しだけ無理をしてALSの進行を押さえたい」

前向きな言葉ばかり。

» 2019年10月03日 13時40分 公開
[深戸進路ねとらぼ]

 NHK Eテレに登場するキャラクター「ニャンちゅう」の声を担当する声優・津久井教生さんが10月3日にブログを更新。1日に難病である「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表しており、その反響に対して「皆さんに聞いてほしいこと」と思いをつづっています。

津久井教生 ニャンちゅう 声優 ALS 筋萎縮性側索硬化症 ブログ 筋萎縮性側索硬化症を公表した津久井さん。現在58歳(画像は津久井教生オフィシャルブログから)

 津久井さんは1日、ALSと診断されたことをブログで公表。「かなりきつい病気ですが…なんと今のところ『声』だけは無事の状態でいます」と現段階では発声に問題はないものの、「自力で歩くことが難しく、ダブル杖と車椅子での移動となっていますが、それ以外は結構元気です」と深刻な症状が表れていることを告白していました。

 この報告にネットで心配する声や温かい声援が寄せられたことを受け、「ニュースにしていただいたおかげで、素敵な応援がたくさん届いていて」と予想を超える反響に驚きと感謝をつづった津久井さん。「この病気の特性で言うと……『今が一番元気である』とも言えるのです」と進行性であるALSとの付き合い方を示しつつ、「先日『ニャンちゅう!・宇宙!・放送チュー!』の収録に参加して、いつも通りのお仕事をさせていただきました」と仕事を継続していることも明かしています。

津久井教生 ニャンちゅう 声優 ALS 筋萎縮性側索硬化症 ブログ 相棒・ニャンちゅうとの2ショット(画像は津久井教生オフィシャルブログから)

 苦難に直面しているにもかかわらず、「本当に歩くのに難がある以外は元気なのです 素敵な力が『声』を残して下さっている状態です」と終始ポジティブな言葉を並べた津久井さん。今後については「『ALSとつきあいながらしっかりとお仕事や生活をしていく』つもりです」と力強い意思を示しており、「無理は禁物ですが、少しだけ無理をしてALSの進行を押さえたいと思っています 引き続き応援よろしくお願いします」と厳しい闘病に向けた言葉も残していました。また同投稿には、長年の相棒・ニャンちゅうとの2ショット写真が添えられています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」