「おじさんハンコ」〜なぜ北海道の女性に大人気なのか?

「おじさんがカワイイ」という発想からスタート。

» 2019年10月26日 11時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(9月29日放送)では、「北海道の名物おじさん13人がハンコに! 若い女性に大人気!?」というトピックスを紹介した。

フォト

今回取り上げるのは、北海道で販売されている『おじさんハンコ』。北海道に実在する「名物おじさん」13人がハンコになっており、それが女性に大人気だという。

その『おじさんハンコ』を製造販売している小樽市のゴム製品メーカー、「株式会社ミツウマ」の総務部兼工業用品製造部・岡田秀敏さんに、立川晴の輔が話を伺った。

晴の輔:「株式会社ミツウマ」さんは、ハンコ屋さんではないのですよね?

岡田:そうです。長靴などで知られている、ゴムの会社です。

晴の輔:「おじさんハンコ」を思いついたきっかけは何なのですか?

岡田:私どもの会社が、2019年10月10日で創業100年を迎えるに当たり、北海道の多くのみなさんに支えていただいたということで、何か恩返しできる商品を作れないかと思いました。札幌市立大学デザイン学部の生徒さんの協力を得て、いろいろな企画を考えたところ、ある女子学生から「おじさんがカワイイ」という発想が出て来ました。

晴の輔:キモいではなく、カワイイなのですね。おじさんとしては嬉しいですよね。

フォト

岡田:「株式会社ミツウマ」はゴムメーカーですから、その特長を生かし、また官公庁の協力も得て、産学官連携の企画を立てました。それが、北海道に住む名物おじさん13人の顔をゴムハンコにして地域をPRする商品、「おじさんハンコ」です。3月に発売となりました。人口3000人程度の、小さいけれど特色のある町をピックアップして、名物になるような面白い「おじさん」を独自に調査しました。40代〜80代の12人、もう1人はレアキャラとして選びました。

晴の輔:40代〜80代!?

岡田:ちょっと幅広いのですけれど。「おじさん図鑑」というものを、ハンコと一緒に入れてあります。学生たちがおじさんにインタビューして、イケメン度、やさしさ、サバイバル度などを5つ星ランクで評価させていただき、合わせてそのおじさんが住んでいる「町の魅力」を紹介しているものです。

フォト

晴の輔:若い女性たちはハンコを買って、何に使うのでしょう?

岡田:LINEスタンプのようなイメージで、おじさんをカワイイキャラとして、手元に置くということです。この商品が出たとたんに、「うちの町にもハンコにして欲しいおじさんがいる」とか、「おばさんハンコは作らないの?」といった電話をいただいたり、反響があって面白いですね。

晴の輔:北海道のおじさんの魅力とは?

岡田:今回ハンコに選ばせていただいたおじさんたちは、地元に密着して地域のため、みんなのために活躍している方が多かったのですね。そんなおじさんが住んでいる町に、ぜひとも足を運んでいただいて、実際におじさんに会いに行って欲しいです。そうなると、私たちも非常に嬉しいですね。

フォト 西興部村のおじさんハンコ

晴の輔:実際に使っているハンコの人と会えたら、嬉しいですよね。ちなみに13人のうち、1人はレアキャラと言っていましたよね?

岡田:隠れキャラのため基本的には公開しないのですが、会社の創業100周年にからんで、関係者が1名入っている…ということまでは言わせていただきます。

晴の輔:誰とまでは公表しないのですね。

岡田:内緒ということになっています。実際にハンコを手にして、当たった方だけがわかります。なおかつ、そこからQRコードでリンクされている隠れHPに飛ぶことができます。

フォト 占冠村のおじさんハンコ

晴の輔:その人のこと、すごく知りたくなって来ました!

岡田:ぜひ北海道に買いに来てください。ランダムに入っておりますので、どこで買えば当たるのかはわかりません。12人のおじさんの町限定で、2個1組で販売しています。1個は「地元のおじさん」が入っていて、もう1個はどこのおじさんが入っているのかわからないという、ガチャガチャ的な要素も入っています。

週刊なるほど!ニッポン

FM93AM1242ニッポン放送 日曜24:50-25:00


Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/16/news016.jpg 結婚式で乾杯音頭をとる3歳息子、口癖になるほど練習して…… 大好きなおじのために頑張る姿が580万再生「天才!」「可愛い過ぎて涙出ました」
  2. /nl/articles/2404/15/news025.jpg 悪さばかりする猫に小型カメラを装着→映像を確認してみたら…… 衝撃の光景に「ヤバい最高」「こういうの見たかった」
  3. /nl/articles/2404/16/news014.jpg 築54年団地の狭いキッチン、洗った食器はどこに置く? プチプラ&すっきり片付くアイデアに「私の理想!」「そのセンスが欲しい」
  4. /nl/articles/2404/16/news015.jpg 8歳娘が描いた“志村けん”に「うますぎてびっっっっくり」「間違いなく天才」と絶賛の嵐 才能あふれるペンさばきが128万再生
  5. /nl/articles/2404/16/news006.jpg 元野良猫たちの家の庭に野良猫が現れた→ガラスを隔てた熱い攻防戦が…… それぞれの反応と予想外のオチに爆笑
  6. /nl/articles/2404/15/news081.jpg 【今日の計算】「13+8×2−11」を計算せよ
  7. /nl/articles/2404/15/news156.jpg 豊田章男会長、マクドナルド「ハッピーセット」のおもちゃに大喜び→「天下のトヨタ会長がハッピーセットって」「ほんとお茶目で好き」と話題
  8. /nl/articles/2404/16/news033.jpg 小麦粉を変えてクッキーを作ってみたら…… 5種類の焼き比べが100万表示「こんなに変わるのねぇ〜〜〜」「みんな違ってみんな良い!」
  9. /nl/articles/2404/15/news132.jpg 「仮面ライダーゼロワン」出演俳優、脳梗塞の後遺症続き活動休止 「右半身の麻痺が回復せずこの度の決断に」
  10. /nl/articles/2404/03/news161.jpg 橋爪淳、大河ドラマ出演終了で「大腸に5センチ程のガン」公表 “病院嫌い”だったと明かし「命を繋いで頂きました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」