「痴漢は犯罪です」「私たちは泣き寝入りしません」 今年で5回目「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」、入賞12作品が決定

商品化を決める一般投票を実施中(11月17日まで)。

» 2019年11月11日 15時30分 公開
[谷町邦子ねとらぼ]

 今年で第5回を迎えた「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」(関連記事)。全国126校、581作品の中から学生らによる1次審査、2次審査を経て、入賞作品12作品が決定しました。現在、商品化する5作品を選ぶ一般投票が、あべのハルカス5階ウォールギャラリーWebサイトで行われています(投票期間は11月17日まで)。


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 今年もデザイナーを目指す学生から多くの作品が寄せられました

 「痴漢は犯罪です」「私は泣き寝入りしません」と書かれた痴漢抑止バッジ(550円・税込)。痴漢を未然に防ぎ、被害者も加害者も生み出さないためのものです。

 痴漢が話題に上がると「痴漢より痴漢冤罪の方が問題」など、男女という構図で対立しがちですが、主催者の痴漢抑止活動センター代表、松永弥生さんによると、今年の2次審査には男子高校の生徒も参加し、性犯罪をどうやってなくすかを一緒に考え、中高生が身に付けやすく、バッジを見た加害者が痴漢をしたくなくなるようなデザインを選んだそうです。入賞12作品を紹介します。

入賞12作品


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号1 「じー…」 岡田 伊織(オカダ イオリ)/大阪情報コンピュータ専門学校 メディアデザイン学科


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号2 「ねこもみてる」 仲川 美穂(ナカガワ ミホ)/大阪情報コンピュータ専門学校 メディアデザイン学科Web デザインコース


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号3 「みんな見てます。」 波床 美紀(ハトコ ミキ)/大阪情報コンピュータ専門学校 メディアデザイン学科


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号4 「触ったら…」 笠島 優果(カサジマ ユウカ)/町田デザイン専門学校 グラフィックデザイン科


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号5 「恐怖心は突然に」 いよ。/北海道芸術デザイン専門学校 イラストレーション専攻


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号6 「自分から行動を」 読(ドク)/北海道芸術デザイン専門学校 産業デザイン学科イラストレーション専攻 


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号7 「カワいくても許されません」 ショタ/宮崎県立佐土原高等学校 産業デザイン科


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号8 「NO!!!」 ふぇりこ/武蔵野美術大学 基礎デザイン学科


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号9 「監視カメラの警察官は見逃さない」 コモ子/中国デザイン専門学校 デザイン高等課程 基礎デザイン科 デザイン専攻


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号10 「声高に叫べ!」 イユル/東日本デザイン&コンピュータ専門学校 デザイン学科 イラスト専攻


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号11 「手錠からの監視」 小林 三恵(コバヤシ サヤ)/新潟デザイン専門学校 グラフィックデザイン科


第5回痴漢抑止バッジデザインコンテスト 投票番号12 「見逃さない」 林 秀人(ハヤシ ヒデト)/新潟デザイン専門学校 グラフィックデザイン科

 最終審査で選ばれた5作品は12月中旬頃発表予定。これまで商品化された作品は、南海電鉄の駅ナカコンビニ「アンスリー」、OsakaMetro駅構内ローソン、コクミンドラッグ、およびオンラインショップなどで販売されています。

(谷町邦子 FacebookTwitter

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」