あのランドローバーの伝説的車種が復活 新型「ディフェンダー」に先行予約モデル第2弾(1/3 ページ)

あのディフェンダーが現代的に進化。

» 2019年12月02日 17時00分 公開
[松本健多朗ねとらぼ]

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンが、新型「ディフェンダー」の先行予約モデル第2弾「ディフェンダー スタートアップエディション」を発表。2019年11月18日から予約受け付けを開始しています。

ランドローバー「ディフェンダー」(写真:ランドローバー、以下同) ランドローバー「ディフェンダー」(写真:ランドローバー、以下同)

 新型ディフェンダーは、2019年9月にフランクフルトモーターショー2019でデビューした本格オフロードモデルの最新版。1940年代からランドローバーシリーズとして作られていた車種で、1990年の改良時に新たにディフェンダーの名が与えられました。2016年に一時生産を終えましたが、3年ぶりに新型車ととして復活しました。従来から2019年11月1日に日本市場向けの先行予約モデルの第1弾「ディフェンダー ローンチエディション」を150台限定で発売し、4日で予定台数に達したとしています。

 「ゴツい」「タフ」「軍・政府機関などでも採用」といったイメージが強烈にあるランドローバーのアイコン的車種が持つイメージを踏襲しつつ、デザインを現代的に刷新。ルーフ後方に取り付けた「アルパインライト」ウィンドウや、横開きのリアテールゲートなどを採用することで、個性的なシルエットを実現しました。ラインアップは、3ドア仕様の「90」と5ドア仕様の「110」の2種類を用意します。

ランドローバー「ディフェンダー」のリアビュー 新型ディフェンダーのリアビュー
オンロードだけでなくオフロードにも対応 荒道は得意

 シャシーはこれまでのラダーフレーム構造からアルミのモノコックフレームに一新。パワートレインは、パーマネント(永久直結式/フルタイム)4輪駆動をベースに、最高出力300馬力(221kW)、最大トルク400Nmを発生する2リッター直列4気筒の高効率型ガソリンエンジン「INGENIUM」と、ツインスピードATの組み合わせ。フロント下180度の視覚を確保する「ClearSightグラウンドビュー」や、オフロード走行支援システム「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」なども備えます。

 ディフェンダー スタートアップエディションは2020年3月31日まで受注予定。価格は491万2000円(税込)からです。デリバリーは2020年秋以降、順次開始予定としています。

ランドローバー「ディフェンダー」と、かつてのランドローバー 新型ディフェンダー(左)と、旧ディフェンダー
ランドローバー「ディフェンダー」と、かつてのランドローバー (参考)旧ディフェンダー110(2014年式)
ランドローバー「ディフェンダー」の内装 ディフェンダーの内装
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