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» 2019年12月06日 07時00分 公開

「雨模様」「荒れ模様」〜本来の意味で使えていますか?

[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送
photo ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

 『雨模様』という言葉から、“雨が降っている様子”もしくは“雨が降ったり止んだりしている状況”をイメージされる方が多いそうですが、残念ながら間違いです。

 『雨模様』の本来の意味は、“雨が降りそうな状況、いまにも雨が降り出しそうな曇り空”のことです。まだ降っていない状況です。

 「『雨』という言葉が付いているのに、雨は降っていないの?」と思われるかも知れませんが、ポイントは『模様』という言葉です。本来『模様』とは、“現時点で推測される状況”や、“いまにも○○になりそうな状態”という意味です。

 そのため『雨模様』という言葉も、“現在、雨が降っている”のではなく、“いまにも雨が降りそうな状況”ということになります。

 同じように、『荒れ模様』という言葉があります。『お天気が荒れ模様』という場合、“天気が荒れている状況”ではなくて、“天気がこれから荒れそうな様子”を表しています。「海や山は荒れ模様です」という言葉も、“これから海や山は大荒れになる見込みです”という意味になります。

 2010年度(平成22年度)の文化庁の調査では、『雨模様』を本来の意味である『雨が降りそうな様子』と答えた方は、全体の約43%でした。それに対して『小雨が降ったり止んだりしている様子』と答えた方は、約48%でした。

 ところが、辞書によっては『最近の言い方で』と注釈を入れて、『雨が降っている様子も意味する』としているものもあります。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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