ニュース
» 2019年12月09日 13時12分 公開

続々誕生のプロ野球1億円プレーヤー〜遅咲き到達記録は

[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

話題のアスリートの隠された物語を探る「スポーツアナザーストーリー」。今回は、オフの契約更改で大幅な年俸アップを勝ち取り、1億円の大台を突破した選手にまつわるエピソードを取り上げる。

フォト 【プロ野球西武契約更改】1億2000万アップの2億円契約更改した森友哉。王冠をかぶりMVPバットを手にして笑顔=2019年12月4日 所沢市の球団事務所 写真提供:産経新聞社

12月に入り、プロ野球の契約更改交渉もいよいよ大詰め。スター選手の更改が相次ぎ、今年(2019年)も一流プレーヤーの証しである「年俸1億円」突破を果たす選手が続々と誕生しています。

特に大盤振る舞いが目立つのが、パ・リーグ連覇を達成した西武です。4日、パMVP+首位打者に輝いた森友哉が、今季年俸8000万円から1億2000万円アップの2億円で更改。1億円の大台突破どころか、一気に2億円プレーヤーの仲間入りを果たしました。

「ちょっと、ビビりましたね……。来年が不安です(笑)。今シーズンに関しては満足しています」

来季(2020年)、森はプロ7年目。過去、高卒選手の2億円到達は、ダイエー・城島健司の8年目(2億3500万円)が最速でしたが、森はこれを上回る早さです。

今季の森は、正捕手として126試合で先発マスクをかぶり、西武投手陣をリード。打っては強力西武打線の中軸を担い、打率.329.23本塁打・105打点をマーク。捕手として、野村克也(南海)・古田敦也(ヤクルト)・阿部慎之助(巨人)に次ぐ、史上4人目の首位打者に輝きました。

打つ方は文句なしでしたが、捕手としては、チーム防御率がリーグワースト(4.35)だったことの責任を痛感しているようで、会見では「来年はバッテリーで勝てたという試合を1試合でも多く作りたい」とコメント。

さらに来季は、古復帰が決まった元エース・松坂大輔と「甲子園・春夏連覇バッテリー」を組むシーンもありそうです。

「レジェンドなので、何を話したらいいのか……。松坂さんの理想の配球に近づいて、1勝でも多く勝てるように頑張りたい」と抱負を語った森。今オフ、24歳の若さで新選手会長に就任し、来季は名実ともにチームを牽引する存在になってくれそうです。

西武勢では5日に、外崎修汰が今季年俸7000万円から倍増の1億4000万円で更改。二塁と外野をこなし、自己最多の26本塁打・90打点を記録。こちらは、来季大卒6年目での大台突破となりました。

また、外崎と同じ富士大学の1年先輩で、43本塁打を放ち2年連続本塁打王に輝いた山川穂高は、1億円アップの2億1000万円でサイン。今季は8月に打撃不振に陥り、中村剛也に4番の座を奪い返されただけに、大幅アップの森に抜かれる可能性もありました。

「森に1000万円勝ててよかった。(差額は)森の食事代。誘うのは森だけど、おごるのはオレなので(笑)」と会見で笑いを取った山川でしたが、「森に抜かれなくてよかった」は先輩のホンネかもしれません。

優勝チームは、大幅アップで選手に報いたいのは山々ですが、チーム内の年俸バランスをどう取るか、フロントとしては悩ましいところです。

一方、セ・リーグ覇者の巨人にも、新たな1億円プレーヤーが誕生しました。

3日、今季年俸8000万円から、6000万円アップの1億4000万円で更改したのが、4番・岡本和真です。来季、高卒6年目での大台突破になりますが、これは高卒5年目の年俸が1億円を超えた松井秀喜・坂本勇人に次ぐ早さです。

「(年俸が)増えた分は、1円残らず使う」と、相変わらず独特のコメントで報道陣を笑わせた岡本。

今季は143試合すべてに出場し、打率.265、31本塁打・94打点を記録。史上最年少で「3割・30本・100打点」を記録した昨季に比べると、相手のマークが厳しくなったこともあり、すべて数字が下回りました。しかし今季は、4番打者としてチームを優勝に導き、その功績が評価されての大台突破。やはり優勝は何よりの査定材料です。

対照的に、プロ15年目にしてついに念願の1億円プレーヤーになったのがベテラン・亀井善行です。11月27日、今季年俸7000万円から4000万円アップの1億1000万円でサイン。今季は131試合に出場し、2年連続で規定打席に到達。打率.284.13本塁打・55打点でリーグ制覇に大きく貢献しました。

亀井の年俸が大台を突破したのは、実はこれが初めて。まさに「亀」のような歩みでコツコツと実績を積み重ね、夢を叶えました。

「(1億円プレーヤーは)小学校からの夢でした。そこに乗せられたというのは、時間がかかりましたけど、うれしく思います。現役は続くので、さらに上を目指して頑張りたい」

亀井は来季38歳になります。巨人では2000年、村田真一が37歳で初めて年俸1億円でプレーしましたが、それを上回るチーム最年長での大台到達。阿部慎之助の引退で、野手では最年長プレーヤーとなりましたが、まだまだ若手にレギュラーを譲る気はありません。

巨人の契約更改はこの後、5年ぶりVの最大の功労者で、リーグMVPの坂本勇人が控えています。今季年俸は5億円。すでにエース・菅野智之が現状維持の6億5000万円で更改を済ませており、これは横浜・佐々木主浩と並び、NPBにおける日本人選手の史上最高年俸です(外国人も含めると、巨人・ペタジーニの7億2000万円が史上最高)。

今オフは久々にFA選手を獲得しなかったことで、資金にも余裕ができ、大幅な上積みも予想されますが、果たして日本人初の「7億円プレーヤー」は誕生するのでしょうか?

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 勝手に「サービス終了ゲーム総選挙」をやったら6700票も集まってしまったので結果を発表します 2位の「ディバインゲート」を抑えて1位に輝いたのは……
  2. ママとの散歩中、田んぼにポチャンした柴犬さんが帰宅後…… パパに一生懸命アクシデントを報告する姿がいとおしい
  3. “26歳年の差婚”の菊池瑠々、第4子妊娠を発表「もう、とにかくうれしいです!」 年上の夫も満面の笑み
  4. 桐谷美玲、隠し撮りに「絶対ヤバい顔」 “ほぼ半目”な不意打ち写真に「100点満点に可愛い」と全力フォローの声
  5. 村田充、3匹目の愛犬の存在明かす 神田沙也加さんから引き取ったブルーザーとは「数日で仲良くなりまして」
  6. 三浦孝太、母・りさ子誕生日に“家族4ショット”でお祝い キングカズも笑顔の写真に「家族が1番!」
  7. バレー日本代表の清水邦広の再婚に盟友・福澤達哉さん「相手は私ではございません」 元妻は中島美嘉
  8. 「駅の待合室をバケモンが占領している」→“謎の生き物”の正体について大分県立美術館に話を聞いた
  9. 滝沢カレン、倖田來未の“バックダンサー”になりすまし 感極まって「人一人洗えるくらい泣きました」
  10. 宮崎駿愛用の「電動消しゴム」が故障 → サクラクレパス公式が倉庫の奥から発掘 Twitterが繋いだ温かな展開が話題に

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「どん兵衛」新CMに星野源が復活も衝撃の新展開 “どんぎつね”吉岡里帆の正体明かされ「完全なホラー案件」「狂気を感じる」
  2. ハラミちゃん、“公称145センチ”も本当の身長にゴチメンバー驚き 「デカイっていわれるのが嫌になっちゃって……」
  3. 西川史子、退院を報告 「生きていて良かったと思っていない」と告白も、力強い現在の心境明かす「私は医師です」
  4. 「もうアヒル口」「美人確定ですね!」 板野友美、生後2カ月娘の“顔出しショット”にみんなメロメロ
  5. 「気ぃ狂いそう」 木下優樹菜、生配信中止で“涙のおわび動画” やらかしたスタッフに「生きてたらミスぐらいする」
  6. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  7. 「こんな普通に現れるの?!」「バレそうで心配」 倖田來未、駅のホームに“普通に並ぶ”姿にファン驚き
  8. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」「どストレートに餅で笑った」と称賛集まる
  9. 第1子妊娠のすみれ、母・松原千明と2年ぶりに涙の再会 「やっとママに会えました」と感動的な親子ショット公開
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」