実写版「私がモテてどうすんだ」2020年7月10日公開 芹沼花依役は山口乃々華と富田望生の2人1役(1/2 ページ)

平沼監督は“イケメン達の拳の物語”である「HiGH & LOW」シリーズの脚本を担当しています。

» 2020年01月10日 07時00分 公開
[羽野源一郎ねとらぼ]

 「ボーイズラブ(BL)」をこよなく愛しているのに自分がモテてしまう女子高生の姿を描いた作品「私がモテてどうすんだ」が実写映画として2020年7月10日に全国公開。主演を務めるのはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人さんです。

私がモテてどうすんだ 富田望生 山口乃々華 吉野北人 神尾楓珠 伊藤あさひ 奥野壮 メインキャラクターたちを演じる実写版キャスト

 「私がモテてどうすんだ」は、ぢゅん子さんの手掛ける同名漫画が原作で、2016年にはテレビアニメ化もされました。「王子様のとなりには王子様がいい」と語る芹沼花依(せりぬま かえ)は、愛するキャラの死をきっかけに急激に痩せてしまい美少女へと変身。アニメキャラやクラスの男子たちで妄想するのが大好きなのに、学校のイケメン男子たちからアプローチされてしまい葛藤する花依の姿が描かれます。


 誰もが振り向くほどの美少女となる芹沼花依役は、変身前を富田望生さんが、変身後をE-girlsの山口乃々華さんが務めます。2人で1つの役を演じるにあたり富田さんは、「花依ちゃんは体型の変化を周りの人ほど重く受け止めていないぽわんとした子」と捉え、あえて山口さんの演技に合わせることは意識しなかったとコメント。山口さんは愛のある撮影現場だったと語り、「本当に学生に戻ったような雰囲気」「かけがえのない日々を過ごせました」と回顧しています。

 花依にアプローチをかけるイケメン男子高校生は4人。真面目で優しいクラスメイトの五十嵐祐輔(いがらし ゆうすけ)をテレビドラマ「左ききのエレン」で主演を務めた神尾楓珠さんが演じ、ちょっとイジワルなチャラ男の七島希(ななしま のぞむ)役をテレビドラマ「4分間のマリーゴールド」に出演した伊藤あさひさんが務めます。

 ツンデレでかわいい後輩の四ノ宮隼人(しのみや はやと)を演じるのは、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」主演の奥野壮さん。吉野さんが演じるのは、知的でクールな先輩・六見遊馬(むつみ あすま)です。初主演を務める吉野さんは、遊馬を演じるために見た目や話し方にもこだわったそうで、気合を入れて撮影に臨んだ同作を楽しみにしていてほしいとコメントいます。

 監督は「HiGH & LOW」全シリーズで脚本を手掛けた平沼紀久さんが務めます。“イケメン達の拳の物語”を長く手掛けてきた自分にオファーが来た時は「僕でいいんですか?」「拳を交えないイケメンのキラキラした群像劇を僕がやるんですか?」と驚きつつも、キャスト、スタッフと一緒にこれまで手掛けてきた作品と変わらない姿勢で撮影に取り組んだと語っています。

(C)2020『私がモテてどうすんだ』製作委員会

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