心温まる猫漫画『おじさまと猫』が累計100万部突破&最新4巻発売! 母親に猫を押しつけられた“別のおじさま”の物語(1/2 ページ)

おじさま“たち”と猫のやり取りから目が離せない……!

» 2020年01月13日 20時00分 公開
[宮原れいねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 温かい笑顔と感動の声を集める桜井海先生の猫漫画『おじさまと猫』が、累計発行部数100万部を突破。そんな人気のコミックス第1〜3巻に続いて、最新第4巻が1月11日に発売されました。猫の「ふくまる」とおじさま、ふたりの物語は“再会”で次の展開へ!



漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 累計100万部はめでたい! そして左の男性は……?

 ペットショップで長く売れ残っていた猫の「ふくまる」と、これまで猫を飼ったことがない物静かな男性の「おじさま」。一緒に暮らす以前、それぞれ孤独な時間を過ごしていたふたりは、まさに「出会えたことが幸福」だと思える日々を過ごし、お互いに幸せな笑顔が増えていきます。それは周囲の人々との関係にも影響を与え、笑顔の連鎖や行動の変化、さらには20年以上ぶりの再会も……!


漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 何度見てもグッとくる出会いのシーン……!(関連記事

漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 ふくまるとおじさまの温かい日々が描かれます(関連記事

 おじさまの名前は神田冬樹。現在はピアノの先生として音楽教室で子どもたちに教えていますが、以前は著名なピアニストでした。そんな彼の才能に小さい頃から打ちのめされ、ずっと妬んでいた人物が、現役ピアニストの男性・日比野奏。長い間話していなかった2人でしたが、ある日、偶然一緒になったペットショップで「猫を飼っているんですか」と、神田からの言葉でピアノではなく“猫”についての会話がはじまります。

 日比野が猫用品を買っていた理由は、自分勝手な性格の母親から「いらなくなっちゃったの」と猫を押しつけられたから。彼は母親と相性が悪く、子どもの頃には大切な愛犬を勝手にペットショップへと返された過去を持っていました。


漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 日比野視点で描かれる猫との物語(以下、第3巻より)

漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部

漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 昔から母親に振り回されている日比野

漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 この子は!?

 そんな日比野は猫初心者であり、「獣なんて触りたくもないのに」とぼやいてもいました。しかしその後、猫を神田に押しつけようとするも、できない自分に気がつきます。そこで思い出したのは、わずか1週間という時間ですが愛犬だった「コロン」との幸せな日々と、別れたあとの悔しい気持ち。「僕が大人だったら、お金があれば、コロンを取り戻すことができたのに…」

 日比野は神田とのやり取りの中でその自分の“猫への本心”に気づき、「時間なんて関係ない。出会った時から、飼うと決めた時から、お前はもう家族だよ」と心に強く思うのでした。過去に願った思いをついに果たす日比野の心情にうるっとくる……。


漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 日比野の家にやってきた猫は「ふくまる」にそっくり(以下、第4巻より)

漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 ふくまるとマリン、いざ対面……

漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部

 猫を通じた再会で、ようやく話をするようになった神田おじさまと日比野。漫画ではさらに再会時の神田おじさま側の視点も描かれ、どういう気持ちで日比野に対して積極的に接したのか、またその後の2人の関係も描かれています。そしてもう1つ、ふくまると日比野の飼い猫「マリン」の“再会”も大事なエピソードです。ふくまるとマリンの見た目がそっくりな理由は……?

 第4巻では、上記の再会エピソードから、おじさまと周囲の人々との交流や、それによって生まれるおじさまの“新しい”笑顔と「嬉しい」を見ることができます。もちろん単行本限定の描き下ろしエピソードも収録しています。ちなみに第4巻発売記念フェアとして「書店特典」も用意されているので、気になる方は桜井海先生のTwitterで確認するといいでしょう。


漫画 おじさまと猫 桜井海 ふくまる おじさま 第4巻 100万部 おじさまとふくまるのやり取りがほほえましい4コマ形式の番外編

 Twitter発の漫画『おじさまと猫』は、現在「pixivコミック」にて連載中。さらに発売中の『月刊少年ガンガン』2月号では表紙と巻頭カラーを飾っており、特製スケジュールステッカーも付属しているので、コミックスと同時にチェックしましょう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」