仁香、長男出産時に“子宮内反症”で手術していた 「分娩台の下は血の海だった」「2万人に1人」と命の危機を初告白

「今後出産をする方はどこで産むかを今一度考えてほしいなと思います」。

» 2020年01月27日 14時55分 公開
[深戸進路ねとらぼ]

 モデルの仁香さんが1月27日にブログを更新。24時間以上かかったという長男の出産時に、おおよそ1〜2万件に1件ほどのケースだという「子宮内反症」を発症して手術を受けていたことを明かしました。

仁香 柴田翔平 息子 出産 手術 子宮内反症 ブログ 仁香さんファミリー(画像は仁香オフィシャルブログから)

 長男が12歳の誕生日を迎えたことを機に、「実はすごく大変な出産でした。12年経ったのかと思ったらブログに綴ろうと思いました」と子宮内反症を伴う出産の経験談を初告白した仁香さん。「私の胎盤は引っ張っても引っ張っても出てこなくて、痛い苦しみが20時間続いた後だったので、もうやめて欲しくて叫んだと共に私は麻酔を投与され4時間手術したんです」と壮絶な痛みと長時間戦った末に手術となったそうで、「目覚めた時は何が何だか分からなかったです」と術後の心境を振り返っています。

 子宮内反症とは、子宮の内膜面が外側に反転した状態のことで、大量出血を引き起こし、場合によっては子宮全摘となるケースも。仁香さんは、「胎盤を引っ張ってるうちに子宮がひっくり返ってしまって外に出てきちゃうんです。靴下が裏側になるみたいなイメージ」と説明しており、「私は幸いにも定位置に子宮を戻す事が出来たみたいです。血液製剤を投与してもらいなんとか復活しました。分娩台の下は血の海だったそうで当時元夫は、私が死ぬんじゃないかと恐怖に襲われたそうです。私は記憶が全くないのだけど」と術後に聞いたという当時の状況をつづっています。

仁香 柴田翔平 息子 出産 手術 子宮内反症 ブログ 出産当時の写真(画像は仁香オフィシャルブログから)

 仁香さんが出産した病院の設備が整っていたため一命をとりとめましたが、自宅出産や血液製剤の用意がない病院を選んでいれば命を落としていた可能性も十分にあったとのこと。術後は子宮の状態も順調に回復したそうですが、「元夫も私も家族も当時はトラウマになってしまいました」と簡単に受け止められるような出来事ではなかったそうで、「私と同じ経験してる人もいらっしゃるかもしれないし、2万人に1人の1人に今後なるかもしれない」「出産って本当に準備に準備を重ねていても何があるか分からないので、今後出産をする方はどこで産むかを今一度考えてほしいなと思います」など万全を期して出産に臨むように訴えていました。

 現在は16歳下のカメラマンである柴田翔平さんと再婚し、大切な息子と家族3人で暮らしている仁香さん。壮絶な体験をともにした元夫とは離婚という結果になりましたが、「あの時代は間違いなくかけがえのない宝物。そしてそのタイミングで息子を授かりこの世に誕生させたことにはやはり感謝しかないです」と大切な経験として胸に刻まれているようでした。

仁香 柴田翔平 息子 出産 手術 子宮内反症 ブログ 幼少期の親子ショット(画像は仁香オフィシャルブログから)

関連キーワード

赤ちゃん | 出産 | 家族


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/31/news019.jpg “部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
  2. /nl/articles/2501/29/news009.jpg 高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
  3. /nl/articles/2502/01/news088.jpg 「痩せた」 大谷翔平、“最新ショット”に驚きの声 “寝ぐせ”にツッコミも……「うわ凄い絞ってる」
  4. /nl/articles/2501/28/news188.jpg 「やられたな」 ベトナムで「FUJITSU」だと思って購入した家電→“衝撃の正体”に思わず戦慄
  5. /nl/articles/2502/01/news039.jpg 生え際後退で老けて見える25歳男性、プロが大胆カットしたら…… 「不可能を可能にした」「35歳から15歳に」大変身が740万再生【海外】
  6. /nl/articles/2501/30/news026.jpg 普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
  7. /nl/articles/2501/31/news041.jpg 水道検針員から直筆の手紙、確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生→大反響から1年たった“現在の様子”を聞いた
  8. /nl/articles/2502/01/news008.jpg 【ハギレ活用】「もう最高……」 着物のハギレをリメイク→わずか30分で“すてきなアイテム”が完成! 「私にもできそう」
  9. /nl/articles/2502/01/news047.jpg 【編み物】彼氏のために、緑と黄緑の毛糸を正方形に編んでつなげると…… 圧巻のおしゃれな大作完成に「息をのむほどすばらしいよ」
  10. /nl/articles/2501/31/news215.jpg 「こういうの大好き」 ユニクロ“3990円パジャマ”が発売前から話題騒然 「最高」「シンプルで良い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議