水戸駅「大洗大漁わっぱめし」(1180円)〜愛称復活から5年! 特急「ときわ」

茨城食材の実力の高さを感じさせてくれる。

» 2020年03月19日 18時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

フォト E657系電車・特急「ときわ」、常磐線・勝田〜水戸間

始発駅・勝田を発車し、勢いよく那珂川を渡って行くE657系電車の特急「ときわ」号。

特急「ときわ」は、平成27(2015)年3月の「上野東京ライン」開業に合わせて、それまでの「フレッシュひたち」を改称する形で誕生しました。

「ときわ」は、昭和30(1955)年〜昭和60(1985)年まで常磐線の快速・準急・急行列車として親しまれた、じつは「ひたち」以上に歴史のある愛称です。

(参考)イカロスMOOK「ひたち列伝」

フォト E657系電車・特急「ときわ」、常磐線・水戸〜勝田間

「ときわ」は、「ひたち」と共通のE657系電車ですので、一見すると違いはわかりませんが、停車駅が多めに設定されているのが特徴です。

多くの列車は、品川を出ると、東京、上野、柏、土浦、石岡、友部、水戸の順に停車。

朝夕は龍ケ崎市(旧・佐貫)、牛久、ひたち野うしく、荒川沖などの駅に停まる列車もあって、常磐線における通勤ライナーのような役割も果たしています。

フォト 水戸駅前・黄門さまご一行

「ときわ」号は停車駅が多めですが、上野〜水戸間の所要時間は概ね75分前後。

日立・いわき方面のビジネス需要が多い時間帯や、仙台直通「ひたち」が走る時間帯なら、水戸・勝田までの利用であれば、「ときわ」を選んだほうがゆったりできるかもしれません。

いざ、水戸駅におり立てば、北口では黄門さまご一行がお出迎え。

梅の花の時期は、紅梅・白梅の装飾が施され、いつもより華やかに見えますね。

フォト 大洗大漁わっぱめし

そんな水戸駅の駅弁を手掛ける「しまだフーズ」の、ひときわ華やかな包装の駅弁といえば「大洗大漁わっぱめし」(1180円)。

大漁旗をイメージした雰囲気のスリーブ式包装にわっぱ型の容器が入った、海鮮食材たっぷりの駅弁です。

現在は、東京近郊の駅のほうが、お目にかかる確率が高いかもしれません。

フォト 大洗大漁わっぱめし

【おしながき】

  • 炊き込みご飯(茨城県産コシヒカリ)
  • 鮭の塩焼き
  • いくら醤油漬け
  • 釜揚げしらす
  • 辛子明太子
  • はまぐり煮
  • 錦糸玉子
  • しいたけ煮
  • 花れんこん
フォト 大洗大漁わっぱめし

ふたを開けると、鮭の塩焼きといくらの醤油漬けの“親子”に釜揚げしらすという、炊き込みご飯がどんどん進みそうなおかずが、たっぷりと現れました。

水戸の“巨人伝説”を想起させるはまぐり煮、辛子明太子もじつは大洗っぽいですよね。

もちろん、ご飯のコシヒカリや添えられた花れんこんまで茨城県産。

改めて、普段のご飯が“普通に美味しい”、茨城食材の実力の高さを感じさせてくれます。

フォト E657系電車・特急「ときわ」、常磐線・十王〜小木津間

主に品川〜勝田間で運行されている特急「ときわ」号。

一部の列車は勝田より先、高萩(たかはぎ)まで足を伸ばして、茨城県内の主要駅にこまめに停まりながら、特急「ひたち」を補完します。

なお、運行距離の短い「ときわ」は、全区間で車内販売の営業がありませんので、乗車前の駅弁・飲み物の購入をお忘れなく!

フォト

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」