インタビュー
» 2020年06月09日 20時30分 公開

【マンガ】ヲタクに片付けは難しい? コレクター一家で育ったマンガ家に聞く“物を捨てない人の考え方”

「コレクションを持つことは諦めず きれいな部屋をキープする道はないのか」

[直江あき,ねとらぼ]

 家族全員コレクター、自身も根っからのコレクターで物が捨てられなかったという著者によるエッセイマンガ『集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたら みるみる部屋が片付きました』。今回は著者・ひぐちさとこさんに「好きなものを集めること」と「片付けすること」を両立する難しさ、コツについてインタビュー。マンガ本編も合わせて掲載します(聞き手:直江あき)。



マンガ『集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたら みるみる部屋が片付きました』とは?

 著者は手芸やアニメ、漫画やフィギュア、かわいいものが大好きな“集めすぎ”のオタク女子。宝物に囲まれて大満足だったはずが、気付けば自室は大切なものといらないものが混在する樹海に……。

 物を捨てたくないオタクならではの視点でちょっとした小技や片付けのアイデアを詰め込み、お片付けから宝物がディスプレイされるまでを、一風変わった面白エピソードを交えて紹介した作品です。

著者プロフィール:ひぐちさとこ(Twitter:@higuchisatoko/ブログ:集めすぎ女子が本当の好きを見極めたら みるみる部屋が片付きました

小さくてかわいいものが大好きで、集め始めると止まらないオタク気質のアラサー女子。著書に『そういや私、女子だった! すこやかでハッピーな童貞女子の日常』『童貞女子会へようこそ!』(ともにKADOKAWA)がある。


プロローグ





























その他の一部エピソード、購入先などはWebマンガ誌「コミックエッセイ劇場」に掲載されています


―― プロローグでは4歳から始まったコレクター人生、そして大学進学後、物が多過ぎて部屋が“無法地帯”になるまでの流れが紹介されています。ひぐちさんは、どんなものをコレクションしているのですか?

 小さかったりキラキラしていたり、とにかくかわいいものです。その都度、自分の琴線に触れたものを片っ端から集めています。

 例えば、「シルバニアファミリー」は今も好きで買っていますし、その他にもガチャガチャ、切手や鉱石、郷土玩具、おみくじに付いている小さな人形……。子ども向けのキラキラしたペンダントが付いている「セボンスター」もキレイなので集めています。

 そして、お菓子の缶を集めることはもはや義務ですね。

―― 義務なんですね。

 お菓子の缶は季節ごとに限定品が出るので、一期一会なんですよ。お取り寄せもできるので、インスタで「お菓子屋 かわいい缶」とかで検索してお店を探しています。

 今はオタクというとアニメグッズの印象が強いのですが、それだけではないぞというのは強調したいですね。

―― その都度ハマったものは、飽きたときに捨てないんですか?

 それは違うんですよ! そういうタイプの人もいますけど、私は一度好きになったらずっと好き。好きなものがどんどん増えていくので、物が減らないんです。

 昔使っていた財布なんかも、好きだから捨てられないんですよね。

―― 「“好き”が多過ぎる人」「根っからのコレクター」という感じでしょうか。ご実家にいたときは、家族から「物を捨てなさい」とは言われなかったんですか?

 実家では何も言われませんでした。というのも、私の家族もコレクターなんです。母は本が好きだったので、本棚は常にあふれていました。父は父で釣りやアウトドアが好きで、小道具が増えていく。散らかっていたわけではないんですが、物はとにかく多かった。

 でも、自分の家のことは好きでしたよ。遊びに来た友達が「マンガがいっぱいあるね」と楽しそうにしているのは嬉しかったですし、親と本を貸し借りしたり、皆で協力して「チョコエッグ」を食べたり……。

 そんなわけで、両親も“物を捨てたくない人”たちだったので、私も捨てろとは言われなくて。工夫して自分のテリトリーさえ守っていれば何も言われませんでした。自分が言われて嫌なことは、他人にも言わない。

―― さすがはコレクター一家。

 むしろ、家族に「片付けの本を書く」と言ったら「もしかして私たちが大切にしているものを捨てようというのですか」みたいな(笑)。あのときの「自分の宝物を捨てるように勧められるのではないか」という警戒した目は忘れられないですね。「あなたは変わってしまったのですか」という感じで。

―― 確かに、オタクやコレクターにとって「片付け」はちょっと怖い言葉かもしれませんね。物を減らすことと、好きなものを集めることは相反するので

 そのときはちょっと距離を取られてしまったんですけど、本を見せたら「自分の好きなものは取っておいていいんだ」という趣旨がちゃんと伝わったようで、納得してくれました。

本企画は全4本の連載記事となっています


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. DAIGO、姉・影木栄貴のシニア婚に感慨「アスランが好き過ぎて」「人生何が起こるかわからない」 義妹・北川景子が後押し
  2. 大阪王将「ナメクジの侵入があった」と認める 告発者は「ナメクジが6匹並んでいた」と発言
  3. かわいすぎるおっさんだな! 橋本環奈、23歳にして自宅にビールサーバーを設置 すっぴんで「ぷはー……うまっ」「おいしすぎてビックリ」
  4. 「お先にどうぞ」で歩行者妨害は不成立 道を譲られたドライバーの交通違反が撤回へ 警察が謝罪
  5. 大型犬「こわいよぅ!」→先生「震えすぎて心臓の音が聞こえません笑」 診察を必死に頑張るハスキーが応援したくなる
  6. 益若つばさ、休業を宣言 骨折直後の“死体みたい”な写真とともに「命が危なかったか下半身不随」の可能性あったと告白
  7. 坂口杏里さん、夫の前で“推し男性”に抱きつく画がカオスすぎる 「本当にこんなに好きになった人、7年間の元カレと王子だけ」
  8. スタッフが掃除していると、ウミガメたちが列を作って…… 甲羅磨きをねだる姿が「かわいいw」「気持ちいいのかな?」と話題に
  9. 「担保に傷いったのがショック」 粗品、535万円したレクサス白に擦り傷 購入報告からわずか2日の惨事に落胆
  10. 柴犬さんが「じいじとばあばのお布団の間」に一番乗り! 最高にいとおしい寝姿に癒やされる

先月の総合アクセスTOP10

  1. 安倍元首相、銃で撃たれて意識不明か 事件時のものとみられる映像投稿される
  2. 野口五郎、20歳迎えた娘と誕生日デート 家族同然の西城秀樹さん長女も加わり「楽しい時間でした!」
  3. 「大阪王将」店舗にナメクジやゴキブリが発生? 元従業員の“告発”が衝撃与える 大阪王将「事実関係を調査中」
  4. この画像の中に「さかな」が隠れています 猫に見つからないように必死! 分かるとスッキリする隠し絵クイズに挑戦しよう 【お昼寝編】
  5. ダルビッシュ有&聖子、ドレスアップした夫婦ショットに反響 「ハリウッド俳優やん」「輝いてます」
  6. 「auの信頼度爆上がり」通信障害でも社長の“有能さ”に驚く声多数 一方で「まだ圏外だぞ…」など報告続く
  7. スシロー、“ビール半額”で今度は「ジョッキが小さい」との報告? 運営元「内容量に差異はない」と否定
  8. スシロー「何杯飲んでもビール半額」開始前にPOP掲示 → 注文したら全額請求 投稿者「態度に納得いかなかった」 運営元が謝罪
  9. TKO木下、海外旅行先で総額270万円のスリ被害に エルメスの財布奪われた“瞬間映像”も公開「くっそ〜……」
  10. パパが好きすぎて、畑仕事中も離れない元保護子猫 お外にドキドキしながら背中に乗って応援する姿があいらしい