そのカーフィルム、大丈夫? 「プチアレンジ」のつもりが違法改造になる事例に要注意!

愛車をカスタムする前に、不正改造になる事例をしっかり知っておきましょう。

» 2020年06月01日 10時00分 公開
[鈴木伊玖馬PR/ねとらぼ]
PR

 街中で信号待ちをする時、道路を走行する車にふと目が向きませんか? 特に東京のような大都市だと、リアウイングなどを追加したカスタムカーなどを見かける場合もあり、つい気になってしまいます。

photo カッコイイ車にはつい目を奪われてしまいますが……

 しかし車のカスタムは、小さな改造であっても法律違反になってしまう可能性を持ち合わせています。プチアレンジのつもりが知らず知らずのうちに違法に……? そんな不正改造への注意を促す動画を、国土交通省および「不正改造防止推進協議会」が配信しています。

photo 自動車関連団体が所属する「不正改造防止推進協議会」
不正改造防止推進協議会の啓発動画「プチアレンジが犯罪に、、気付かぬうちに不正改造となっているかも」

 動画では摘発対象になる事例を上げています。例えば窓ガラスに貼ると、紫外線をカットしたり、車内を隠してくれるカーフィルム。こちらはリアガラスに設置できます。

 しかし運転席や助手席の窓ガラスに着色フィルムを貼るのは、視認性を低下させるため、認められていません。また透明なフィルムであっても、ガラスとの組み合わせや経年劣化によって、可視光線透過率が70%を下回ると違反となります。

photo 着色フィルムを貼る場所には注意!(画像はYouTubeより)

 さらに車のカスタムとしてメジャーな、マフラーの変更にも注意が必要。騒音公害や大気汚染の要因になるため、基準不適合のマフラーを装着したり、切断や取り外しを行うのは違反となります。

photo マフラーの改造も正規の適合品が必要です(画像はYouTubeより)

 他にもウイングを追加したり、タイヤやホイールなどを交換したりする場合、車体からはみ出してはいけません。車の近くにいる歩行者を巻き込む危険性があるのです。

 これらの改造を行うと、自動車の不正改造と見なされ、6カ月以下の懲役や30万円以下の罰金に課せられる場合があります。

photo あくまで車体から出ない大きさにしないと行けません(画像はYouTubeより)

 「ちょっと改造しただけなのに……」と思うかもしれません。しかし、2020年の日本の交通事故死傷者は、3000人以上を記録しています。命が助かった場合でも、重い障がいを負うこともあり、車の安全性は厳重に守る必要があります。

 自分の愛車にアレンジを施す際には、ちょっとした改造であっても近くの整備工場や自動車用品販売店に尋ね、確認するようにしましょう!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた

提供:国土交通省 不正改造防止推進協議会
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2020年6月7日