【うっかりおうちで死にかけた】小バエ駆除後にアロマキャンドル→爆発音→前髪がちょっと燃えた、というお話(1/2 ページ)

虫が多くなる季節はご注意ください。

» 2020年06月22日 08時00分 公開
[ねとらぼ]

 ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事をインタビューする企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「殺虫スプレーで、火災になりかけた」という方からお話を伺いました。

連載:うっかりおうちで死にかけた

我が家は落ち着く、心が安らぐ場所―― そんなイメージに反して、時には自宅でも命に関わるような危険な事故が起こることが。ただ日々過ごす場所だけあって、どんな危険があるのか気付きにくいもの。そこで「うっかり自宅で死にかけた体験談」を募集して、いろいろな人からいろいろ聞いてみよう、という企画です。



殺虫スプレーの使用後、アロマキャンドルを使おうとしたら爆発音

 殺虫剤を使った後に、ライターを使用して火災を起こしかけたことがあります。

 ごみ箱に小バエがいたので殺虫スプレーを噴射し、その直後にごみ箱の上でライターを点火しました(もらいもののアロマキャンドルに火をつけるため)。すると、「ボンッ」という爆発音。ごみ箱の中身が少し燃え、運悪く顔も下に向けていたので前髪の先も燃えてしまいました。

 ごみ箱はぬれタオル、髪はすぐにシャワーを浴びることで何とか事態を収めることに成功。大ケガにならず、良かったです。

―― パニックになってしまいそうな場面ですが、冷静に対処されたんですね

 それ以降、殺虫剤を使った後は必ず換気をするように気を付けています。これから虫が増える季節なので、皆さんも注意していただけますと。

編集部注:夏場に注意したいスプレー缶製品の使い方

 殺虫剤に限らず、「スプレー缶(エアゾール缶)製品を誤った使い方をすると火災事故につながるおそれがあり、火のそば、閉め切った空間で使うのはNG」というのは広く知られているところ。ここでは“特に夏場に注意が必要そうな点”をまとめてみました。

  • 日本家庭用殺虫剤工業会」によると、「車のフロントガラス周辺など40℃以上になるところや日光が直接あたるところには置かないようにしましょう」
  • 各種自治体のWebサイトを見ると制汗スプレー、コールドスプレーについても注意喚起されている

自治体などが紹介しているスプレー缶製品の事故事例

  • 静岡県富士市:台所にゴキブリが出て殺虫スプレーを噴射→調理中のガスこんろの火が引火
  • 大阪府堺市:お風呂場に虫が出て殺虫スプレー→浴室内の点火スイッチをいれたところ爆発
  • 大阪府松原市:バーベキューでカセットこんろに大きな鉄板をのせて調理→輻射熱で破裂
  • 日本自動車連盟(JAF):自動車内で冷却スプレーを使用→その後、タバコを吸おうとして爆発

 なお、使用時の注意の詳細は、使用する各製品の注意書き、当該製品のWebサイトなどからご確認ください。

※本企画は取材対象者のエピソードをそのまま記事化したものであり、特定の製品や状況の危険性、安全性を立証するものではありません。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

  • まさかだった身近な危険
  • それから注意するようになったこと
  • 周囲を見ていて、ヒヤヒヤするようになったこと

 などを取材させていただける方、ねとらぼの募集用Twitterアカウント(@nlab_boshu)から、DMにてご連絡いただけますと幸いです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」