知ってるようで知られてない? 「アメリカのディズニーパーク」を偏見で紹介するディズニー求めて東へ西へ(2/4 ページ)

» 2020年06月06日 11時00分 公開
[宮田健(dpost.jp)ねとらぼ]

東西パーク、どっちがお勧め?

 ざっくりとした「ディズニーランド・リゾート」「ウォルト・ディズニー・ワールド」の紹介はここまでにして、極私的なお勧めをご紹介していきましょう。

手軽にいける海外パーク、カリフォルニアのディズニーランド・リゾートがお勧め!

 まず、西海岸のカリフォルニア、ディズニーランド・リゾートをお勧めします。なんといっても推しは「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」です。映画「スター・ウォーズ」シリーズをテーマにした新エリアで、時間軸的にはエピソード8.5というタイミングながら、映画に登場したことがない辺境の惑星「バトゥー」が舞台です。

 このエリアでは皆さん自身がスター・ウォーズの物語を作り出せるという立て付けになっており、ミレニアム・ファルコンをその手で操縦できたり、レジスタンスの一員としてカイロ・レンと対決することだってできるのです。

スター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンス ディズニーランドの最新アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンス」。ファースト・オーダーに知られないように、エントランスは非常に簡素な作りになっています
動画が取得できませんでした
「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」を30秒で紹介!

 最もお勧めなのは、2019年12月にオープンしたばかりの新アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンス」。バトゥーの村のはずれにひっそりと存在するレジスタンスたちの隠れ家から、スター・デストロイヤーに潜入しているフィンと合流すべく新人レジスタンスこと私たちがミッションに参加するのですが……。

スター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンス 秘密の通信をもとに、私たち新人レジスタンスはレイからミッションを言い渡されます

 このアトラクションの驚くべきポイントはそのスケール感と技術。アトラクションはいわゆる「トラックレスライド」と呼ばれる仕組み(東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」などで利用されているもの)で動いており、どこに向かうのかが分からないというスリルもありながら、追いかけてくるカイロ・レンから逃げる道中、目の前に広がるのはまさに“スター・ウォーズの宇宙”。巨大な迫撃砲の間をすり抜けていったり、あのAT-ATとのバトルを繰り広げたり……。すべてが規格外のライドです。

スター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンス しかしミッションは……。トラクタービームにより、スター・デストロイヤーに捕縛されてしまった私たちは、ファースト・オーダーにとらわれます。このシーンが現実に目の前に拡がるなんて信じられません
スター・ウォーズ:ライズ・オブ・レジスタンス 絶体絶命のピンチ、さあどうやって切り抜ける?

 体験前にネタばれをしたくないので非常に抽象的な説明になってしまいますが、私が一番驚いたのはライドの設計。舞台は宇宙に浮かぶスター・デストロイヤー内。でも私たちはそもそも惑星バトゥーにいて、またバトゥーに帰ってくるというストーリーになるのは当たり前。どうやってスター・デストロイヤー内に行くか、そしてどう戻ってくるかの2つのポイントは、これまでディズニーテーマパークにはなかった、すさまじい技術が使われています。おそらく誰もが、初体験時に口をあんぐりあけてしまうはず!

ジョシュ・ギャッドやミーガン・フォックスがアトラクションを体験している様子

 ただし、一つだけ注意を。このアトラクションは本稿執筆時点では公式アプリを通じた整理券「Boarding Group」に登録していなければ体験できません(待ち行列もファストパス配布もありません)。そのためまず公式アプリをインストールし、開園時間ぴったりにアプリから登録する必要があります。開園後数分でBoarding Groupの登録が終了してしまうことがほとんどですのでご注意を!

 その他、先にレポートした新パレード「マジック・ハプンズ」もお忘れなく。そして間もなく、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーに待望の新エリア「アベンジャーズ・キャンパス」が登場します。スパイダーマンが空を飛び、アントマンのピム粒子を使った巨大なメニューを楽しめる、スーパーヒーローが集う場所です。こちらも楽しみですね。

動画が取得できませんでした
始まったばかりのパレード「マジック・ハプンズ」は、休園にあわせてほぼ全編が公開されています
アベンジャーズ・キャンパス 「アベンジャーズ・キャンパス」のイメージ。スパイダーマンが本当に空を飛びます

 カリフォルニア側のディズニーランド・リゾートは残念ながら、COVID-19の影響で本記事の公開時点では臨時休園が続いており、いまだ再開のめどがたっていません。新要素がたくさんあるので、早く状況が落ち着いて、安心して渡航できるようになることを祈ってます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」