父からの手紙は便箋5枚 “大人になってわかる愛情”を描いた漫画が心に染みてくる
父の日に読みたい作品です。
先日スタートした、新人漫画家・ヤマモトヨウコ(@YY0905)さんによる漫画連載『柴ばあと豆柴太』。今回は6月21日「父の日」を記念して、番外編をお届けします。創作漫画「手紙」は父を思う娘の気持ちを描いた、じんわりと心に染み入る内容です。
「手紙」(4P)
主人公の女性は父親と二人暮らし。やんちゃだった学生時代、門限に遅れることがありました。
真面目で気弱な父親は面と向かって注意することはなく、娘への気持ちを手紙に託します。その手紙は便箋5枚というボリューム。娘は「……うざ」とつぶやいて、手紙を破ってしまいます。
自分のことを「わがままで手のかかる娘だったと思う」と振り返る女性。「父親が言い返さなかったのは父子家庭であることを気にしていたから?」と考えます。
そんな疑問をぶつけたくても、もう聞くことができない女性。父親は、学生だった彼女を残して亡くなってしまったのです。
結婚して親になり、子どもの弁当作りや送迎を経験した女性。毎日働きながら子育てをすることが、こんなにも大変だったなんて……と気付きます。
自分が大人になるたびに父親の愛が分かっていく、父親への愛が深まっていくという女性。「ありがとう 大好きだったよ お父さん」という気持ちを込めて、父親の命日に手紙を書きます。それはきっと父親に負けないくらいのウザくて長い手紙。空の上の父親にも届くはずです。
同作は、2019年3月11日にTwitterに投稿した作品にペン入れをしたもの。当時のリプライ欄には「立場が変わると見える景色が変わりますよね」「私は家族や友達とケンカしたときは、その日に仲直りをするようにしてます」「きっと魂は存在していて、お父さんは今でもきっと見ていてくれていると思います」といったコメントが寄せられています。
次回の豆柴太
次回更新は6月28日。自分を人間だと思っているワンコ・豆柴太が学校に行くエピソードです。
(C)ヤマモトヨウコ/講談社
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