花王「アタック」Twitterの中の人も認めた“ガチすぎる”洗濯漫画 『鬼桐さんの洗濯』はいかにして生まれたのか?(1/3 ページ)
作者のふかさくえみ先生と、帯コメントを書いた花王アタックの中の人にインタビューしました。
東京都の一角に佇むクリーニング店「洗濯屋鬼桐」を舞台にした『鬼桐さんの洗濯』(まんがライフオリジナル/竹書房)。名前の通り店主は鬼で、お客さんも妖怪や神様ばかりというファンタジー設定ながら、作者・ふかさくえみ先生(@i_moni)はクリーニング師の免許(国家資格)を取得するほどの“マジな洗濯知識”の持ち主。日常生活でも役立つ洗濯知識が学べる4コマ漫画として人気を集めています。
単行本3巻の刊行(7月17日発売)に合わせ、今回はふかさく先生を招いた対談企画を実施。お相手は、2巻の帯に推薦コメントを寄せた花王「アタック」Twitter公式アカウント(@kao_attackjp)の“中の人”。「洗濯×ファンタジー」という異色の作品が誕生したきっかけ、洗濯のプロから見た『鬼桐さんの洗濯』の魅力などを伺いました。
(たぶん)史上初「帯に洗剤のロゴが入った、ガチすぎる洗濯漫画」
今回は、漫画家さんと洗剤メーカーのTwitter担当者さん(以下「中の人」)という異色の対談企画。まずは中の人にお伺いしたいのですが、普段はどのようなお仕事をされているんでしょうか。
お洗濯まわりの商品のPR活動ですね。もともとは商品担当としてマーケティングをやっていましたが、2020年より特定の商品ではないお洗濯まわり全般のPR担当をしています。
その一環としてTwitterアカウントを運用されているわけですね。アスパラガスいっぱいの写真に合わせて「アスパラダイス」とツイートするなどPR要素が全くないときもあって、わりとゆるーい感じですが。
ここ最近で一番ゆるいのを持ってきましたね(笑)。
僕が担当になったのは2018年春からですが、それまでこのアカウントは商品情報やキャンペーンのお知らせのみに使われていました。ただ、それだけだと「フォロワーさんは見ていて面白いと思うのかな」という疑問もあり、もっと親しみやすいアカウントにすることを目指して運用を変えていきました。イメージとしては「よく行くクリーニング店のお兄ちゃん」くらいの感じでしょうか。受付でお客さんと世間話くらいするでしょうし、町で見かけたら気軽に声を掛けてもらいたい、みたいな。
ふかさく先生はアタックのアカウント、見ていましたか?
『鬼桐さん』の単行本1巻が出たころ(2018年夏)には、フォローしていたと思います。もちろんこちらが一方的に見てるだけだったんですけど、あるときアタックさんから『鬼桐さん』の感想が送られてきて。「クリーニング店で働いている方や、業界関係者さんにも楽しんでもらえたらいいな」とは思ってましたが、まさかこういう展開になるとは……。
洗濯をテーマにした漫画自体がそもそも少ないですし、おまけにファンタジー……? と気になって読んでみたんです。そしたら洗濯に関する描写も非常に本格的で面白かったので、思わず感想を送ってしまいました。
中の人から見て、『鬼桐さんの洗濯』の魅力はどのようなところだと思いますか?
洗濯に関する描写がしっかりしているのはもちろんですが、純粋に面白いことがすごいなと思っています。自分の仕事をするなかで、難しさを感じていたことなので。
というのは?
食べ物やファッションと違って「洗濯するのが大好き! 最高!」みたいな人ってやっぱり少ないんですよ。僕たちは時々「関与が低い」と言ったりするんですけど、歯磨きなどと同じカテゴリーで、キレイになればもちろんうれしいけど、ノリノリでやることではないというか。そういう「関与が低い」世界をテーマにしながら面白い漫画を描かれているのは「洗濯に興味を持つ方を増やしたい」とTwitterを運用している僕にとっても救いになりますし、尊敬しています。
そこは、漫画が本来持っている力でもあると思います。「洗濯」と聞くだけでスルーしちゃうような人も、漫画なら取りあえず読んでみようかなという気分になる。
「まず興味を持ってもらう」という、マーケティング担当が一番苦労するハードルをぴょんと越えてしまう力が漫画にはありますよね。家電のマニュアルも全部漫画にしてほしい……。
花王アタックのTwitterアカウントはツイートでも『鬼桐さん』に言及していて、同作のいちファンだった私も驚いた覚えがあります。そして、単行本2巻の帯に「参考文献がガチすぎやしないでしょうか?」と中の人の推薦コメントが載っていたときには、さらに驚きました。
花王アタックの中の人が『鬼桐さん』の感想を書いてくれたという話を聞いて、「それならぜひ」とアタックさせていただきました。
あのときは僕もビックリしました(笑)。漫画の帯に自分のコメントが載るなんて。
たぶんですけど、洗剤のロゴが入った漫画って史上初じゃないですか? しかもそれが書店に並ぶという。
2巻の発売時には「アタックZERO」がもらえるキャンペーン展開もありましたが、あれもかなり珍しいのでは?
推薦コメントもいただいたし、本当にアタックの洗剤をプレゼントしてみたら面白いかなと。さすがに花王さんに提供してもらうのは難しいだろうと思って、普通にドラッグストアで買ってくる予定だったんですけど。
いやいや、わざわざ買ってもらうなんてとんでもない! 喜んで提供させていただきました。
プレゼントした製品のパッケージにはふかさく先生のサインが入っていますが、当選された方々にはぜひ普段使いしてもらいたいですね。アタックZEROは中身が詰め替えできるので(宣伝)。
もう使い切っちゃって、サイン入りボトルだけ保管している当選者さん向けにリンク貼っときますね(by ねとらぼ編集部)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
中村江里子、20年間住み続けるパリ自宅が“ぶっ飛び”すぎていた! 4メートル高天井&来客のド肝抜くデザイン尽くしに視聴者「日本の既成概念からは遠い」
松屋が、松屋を……! エイプリルフールに企業公式の投稿が続々→“楽しいウソ”に「コレは笑える」「素敵なコラボ」【エイプリルフールまとめ】
四肢欠損のママタレ、育児動画に誹謗中傷で1カ月超の“沈黙”……4歳娘への書き込みが「最も胸に突き刺さった」
英国人女性と出会った男性→8年後…… まさかの姿に反響 「めちゃくちゃ垢抜け!」「爆イケに!」
第5子妊娠の辻希美「昨夜から中学生が6人泊まりで来てまして」 食べ盛りの子どもたちに“大量に作ったごはん”が圧巻
ペットショップで売れ残っていた5万5000円の柴犬→お迎えして半年後…… “一目瞭然の姿”が240万表示「うるってなった」
散歩中、愛犬が拾った“まさかのもの”に「どうすんのコレww」 飼い主もビビった“ホンモノ”「え?」「大手柄だね」
コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 福袋に入ってた“定価3万円”の高級魚を大事に育てたら…… 「やりやがったな」涙する結果に「すごい」「ほんと感動」
- 「日本人だけが感じる絶望」 職場に置かれたドーナツ → “抹茶味”かと思いきや…… “まさかの事実”に反響「怖くて泣いちゃった」「笑いました」
- 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
- 「全てが完璧」 無印良品の“1990円バッグ”に称賛続出 「やっぱりこれ」「文句なし」「使い勝手抜群」
- ペットショップで売れ残っていた5万5000円の柴犬→お迎えして半年後…… “一目瞭然の姿”が240万表示「うるってなった」
- “有吉弘行も大ファン”の「伝説の女装愛好家」が死去 亡くなる2日前に「志半ばにして逝きますが燃え尽きる思い」とメッセージ
- 普通のクリップを2つつなげるだけで…… あると助かる“便利グッズ”に大変身 「マジで!」「素晴らしいアイデア」【海外】
- 皇后さま、服から靴まで「ロイヤルブルー」 天皇陛下のネクタイとの“おそろいコーデ”
- 「大当たりでした」 ユニクロ新作“9990円アウター”が売り切れラッシュの大反響 「今までと全く違う」「大切に着たい」
- 「これはうれしい」 引っ越しのあいさつでもらった手土産、開封したら…… “センス抜群の中身”に「参考にしたい」
- 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
- 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
- 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
- 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
- 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
- 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
- Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
- 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】