ユニクロ研究家が語る 世界一のコスパの秘密と、見落としがちな“スゴい”商品

バイヤーがおすすめするユニクロのおすすめアイテムとは?

» 2020年07月24日 17時30分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

カリスマファッションバイヤーでユニクロ研究家のMBが、7月20日(月)放送のニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」内のコーナー「ゲストとハッピー!」に生出演し、ユニクロのすごさの秘密について語った。

垣花正あなたとハッピー!

かつて、「安価で服を買える店」というイメージのあったユニクロ。そのせいか、「あまりオシャレじゃない」といった印象を持つ人も少なくない。ところが、「ヒートテック」や「エアリズム」などが登場して人気を集め、高級素材のカシミアを扱うなど、「ユニクロ=高品質なのに低価格」という印象に変わった人も多いのではないだろうか。

MB:ユニクロのコスパは世界一と言っていいと思います。僕は服をデザインすることもあるんですが、縫製工場だったり生地屋さんと話をするときに、「いま一番頑張っているブランドはどこですか?」て聞くと、大体ユニクロの名前が挙がるんです。

垣花:具体的にどういうところがすごいんでしょうか?

MB:最近、ユニクロが「カシミヤ」「超長綿」っていうハイブランドが使うような高級素材を使ったりしてるんですが、高級素材って耐久性が低かったりするんです。そのせいで「最近、ユニクロ品質悪くなった」って勘違いされちゃうケースが出るぐらい、高品質のものを使っているんです。

垣花:確かに、ユニクロってハイブランドが使っている素材を、低価格で提供しているイメージがありますね。

MB:ユニクロのデニムパンツは「カイハラ」という海外のハイブランドにも卸している素材メーカーなんです。以前、「カイハラ」の会長がテレビのインタビューで、「2000円のユニクロのデニムと、ハイブランドのデニムの質が変わらない」って答えていたんですよね。それぐらい高品質のデニムを使っているんです。

垣花:なんで高品質な物を低価格で提供できるんでしょうか?

MB:例えば、ファストファッションといわれるZARAとかは、その時に売れる商品を販売するので、3週間ぐらいで企画から店頭に並ぶんです。逆に、ユニクロは商品開発に1年ぐらいかけていて、長い製造期間を経て、10年スパンで売れるものを作っているんです。生産数量が多くなると単価が低くなる。そうすることで、ユニクロは世界で誰にもマネができないぐらい、高品質・低価格の商品を販売できるんです。

垣花:そんな、MBさんが考える「これはスゴイ」っていうユニクロのアイテムってありますか?

MB:いっぱいありすぎて、どれを言っていいか迷いますね(笑)あんまり皆さんが気がついてないもので言うと、1500円ぐらいの「折り畳み傘」ですね。

垣花:傘ですか?

MB:柄の部分を軸にして、傘がくるくると回るようになっているんですけど、コレが風の力を上手に逃してくれるので、傘がひっくり返ることがない。コロンブスの卵的な発想の商品ですね。

低価格で高品質な商品を提供し、かつてのブランドイメージを大きく覆したユニクロ。最後にMBは、ユニクロ製品を着こなすための秘訣について「シャツ、スラックス、革靴など、大人っぽいアイテムを1点入れるとカジュアルになりすぎずに、ユニクロのアイテムが輝くと思います」と、アドバイスを送った。( radikoのタイムフリーを聴く

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」