全身が変形する“自作”ユニコーンガンダムがすごすぎる 「野生のアナハイム社」「自宅がお台場」と称賛

デストロイモードへ自動で変形。

» 2020年08月25日 16時29分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 ユニコーンモードからデストロイモードへ自動で変形する、30分の1スケールの自作ユニコーンガンダムがすばらしいクオリティーです。顔面の変化や全身の装甲の展開、サイコフレームの発光に至るまでほぼ再現している……!


ユニコーン ユニコーンモードの段階で既にかっこいいけれど、ここからさらに……

ユニコーン サイコフレームが赤く発光

ユニコーン ヒザまわりの装甲が展開。それに伴って足が伸長するところまでしっかり再現している

ユニコーン 胸部の変形に伴い、肩幅が広がるところも再現

ユニコーン マスクが上へスライド

ユニコーン 代わりに奥からデストロイモードの顔がせり出す

ユニコーン アンテナがパカッと割れてガンダム顔に!

 製作者はTwitterユーザーのつとむニキ(@foresttail924YouTube)さん。CADで設計したパーツを3Dプリンタで出力し、モーター等を組み込んでいます。4月には胸部まわりまでできた段階で胸像として披露していましたが(関連記事)、それから4カ月かけて、全身まで完成させました。


 胴体を加えただけでなく、頭部を何度も改良。全体のバランスをとるために小型化しつつ、顔の変形機構を限りなく原作へ近づけています。

7月に公開されたバージョン

ユニコーン 新旧バージョンの比較

ユニコーン 頭部の小型化により、全体がスマートな印象に

ユニコーン

ユニコーン 胸像としての公開時は設計の都合で、デストロイモードの顔が上から出てくる仕様でしたが、今回は原作通りに

ユニコーン ユニコーンモードのマスクが上へ引っ込む

ユニコーン あとからデストロイモードの顔が現れる

 苦心を重ねて完成されたユニコーンガンダムは、「変形だけですごいのに、動きのタイミングまで完璧」「足が伸びるところまで再現するとは」「お台場みたい」「野生のアナハイム・エレクトロニクスだ」と大好評。ねとらぼ編集部は、つとむニキさんに製作の詳細を聞きました。

こだわりは頭部の小型化とプロポーション

―― ユニコーンガンダムを動かすうえで、どの部分にこだわりましたか?

つとむニキ 前回ねとらぼさんにとり上げていただいてから、原作再現とプロポーションの向上を目指して改良していました。設計の都合上省いてるところは多々ありますが……。

 こだわった点は頭部で、3回改良して今の形になっています。YouTubeのコメントや、見ていただいた人の反応を見て、頭の小型化をしながら原作に近づけました。30分の1スケールの模型を自動で変形させることを考慮すると、原作再現をするには小さすぎて非常に難しかったですね。


 また、すねも完璧ではありませんが、原作の動きと見た目に近づけて再設計しました。ももの部分だけですが、全長が上がるところもポイントです。

―― 製作で苦労した部分は?

つとむニキ  全身を作るとなったとき、見た目のバランスを取るのが大変でした。一応3カ月前に一度全身の変形ができていたのですが、バランスが悪いなどの意見があり、それを意識して改良し続けた結果、今の形になってます。頭の小型化も見た目のバランスを原作に近づけるためですね。




 動作の制御に調整の余地はあるものの、約半年に渡ったユニコーンガンダムの製作はほぼ完了。つとむニキさんは、次回は2号機のバンシィを完全再現すると宣言しています。


動画提供:つとむニキ(@foresttail924YouTube)さん

おすすめガンダム記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  8. /nl/articles/2411/17/news038.jpg 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  9. /nl/articles/2411/17/news039.jpg 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  10. /nl/articles/2411/17/news004.jpg 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた