震災から9年後の東北が舞台 柴犬が主人公の漫画『柴ばあと豆柴太』の単行本が発売

温かくてじんわりしみてくる物語です。

» 2020年09月10日 11時00分 公開
[神奈川はなねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 震災から9年後の東北を舞台にしたヤマモトヨウコ(@YY0905)さんの漫画『柴ばあと豆柴太 1』の単行本が9月10日に講談社から発売されました。ねとらぼ生物部で2020年6月〜8月に連載していた作品です。

柴ばあと豆柴太 『柴ばあと豆柴太 1』表紙

 ストーリーの中心になっているのは弁当屋を営む「柴ばあ」と自分を人間だと思っている愛犬の「豆柴太」。元気に暮らしているように見える柴ばあは、娘と孫を津波で失っています。

 柴ばあと豆柴太は、がれきの中で家族を探している時に出会い、持ちつ持たれつの関係で一緒に暮らしています。店を訪れるのは工事関係者や地元の高校生など。それぞれの立場で懸命に生きる人々を温かな視点で描いています。

柴ばあと豆柴太 柴ばあと愛犬の豆柴太
柴ばあと豆柴太 出会いは震災後のがれきの中でした
柴ばあと豆柴太 お弁当屋さんを営む柴ばあ
柴ばあと豆柴太 亡くなった娘と孫が犬を飼いたがっていました
柴ばあと豆柴太 東北グルメも登場します
柴ばあと豆柴太 地元の人にも人気の豆柴太
柴ばあと豆柴太 助け合って生きていく柴ばあと豆柴太の物語です

 作者のヤマモトヨウコさんは東北に転勤後、「自分の目で見たり聞いたりしたことを伝え届けたい」という思いで取材を続けています。『柴ばあと豆柴太 1』の内容は、ストーリー漫画4話、4ページの短編漫画4本、豆柴太がかわいい4コマ漫画、描き下ろしなど。A5判、128ページで価格は980円(税別)です。


(C)ヤマモトヨウコ/講談社

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評