冠水した道路を走ったクルマのエンジンを分解 → オイルを抜こうとしたら水がドバドバ 「たかが水」あなどると痛い出費
水が入った「だけ」でこうなるのか。
» 2020年11月19日 19時30分 公開
[鈴木伊玖馬,ねとらぼ]
洪水などで冠水した道路を走ったらどうなるのか。その答えをわかりやすく教えてくれる動画が、YouTubeで注目を集めています。
走行不能になったハイブリッド車アクアのエンジンを分解検証してみた
動画を公開しているのは、鹿児島県の自動車整備工場「増満自動車」のYouTubeチャンネル。紹介しているのは、トヨタ自動車のハイブリッドカー「アクア」で、冠水した道路を走って不動になってしまったクルマです。
フロントガラスの高さまで水を被ってしまったというアクアの状態はひどいもので、ボンネットの中には各所に水が溜まっており、エンジンには破損も見られます。
作業を進めていく整備士が、内部の残されているはずのオイルを抜こうとすると、そこから大量の水が流れ出てくる始末……オイルどこ行ったんだよ。
冠水した道路を走行した時に、エンジンに空気を送り込む装備(インテークマニホールドなど)から水が侵入したと見られており、エンジンを分解して内部を調べてみると、燃焼室の奥まで水浸しになっていました。シリンダー内部に溜まった水がピストン運動を阻害し、エンジンの破損につながったようです。
幸いなことに、アクアの電動モーターは無傷だったため、エンジン停止後はEVモードで走行できたとのこと。とはいえ、停止したエンジンは修理できず、そのまま新品にまるっと交換するハメになりました。
大雨や洪水が発生したときに、よくニュース映像で冠水した道路を無理やり走るクルマが映し出されたりしますが、このような大きな損失につながる危険があるほか、クルマのさまざまな所で故障を引き起こす可能性があるので、無理な運転は禁物ですね。
advertisement
関連記事
- ケチった結果、大きな出費に? オイル交換せずに3万キロ走ったエンジンの内部を撮影した写真がTwitterに投稿され衝撃走る
他の正常なエンジンと比べれば、その差は歴然。【訂正:初出時、シャフトの説明に誤りがありました】 - あっという間の44分 錆びだらけでボロボロの1978年製「スーパーカブ」をレストアする動画が癒やされる
エンジンなどがちょっとずつキレイになっていくのは爽快です! - ベースが廃車とは思えない仕上がり 海外YouTuberがランボルギーニ・ウラカンをレストア、焼けただれた状態から最高のマシンを作り上げる
カスタムカーは2019 SEMAショーに展示されました。 - 1年7カ月かけて職人がレストア 世界で1台「ランボルギーニ イオタ(ミウラSVR)」完全復活
スーパーカー・オブ・スーパーカー。 - 廃車不可避のフェラーリ「812」が新車みたいにピッカピカ! 修復作業をまとめた映像を米YouTuberが公開
事故車両と思えないほどキレイに修理が行われています。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
“月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
-
“プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
-
100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
-
「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
-
鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
-
「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
-
「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
先週の総合アクセスTOP10
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」