キレッキレの過激仕様 ランボルギーニから公道走れるレーシングカー「ウラカンSTO」日本で発売(1/3 ページ)

消費税だけで375万円だぜ……。

» 2020年11月24日 18時00分 公開
[松本健多朗ねとらぼ]

 アウトモビリ・ランボルギーニ(以下、ランボルギーニ)は11月19日(現地時間)、主力スポーツモデル・ウラカンの進化型モデル「ウラカンSTO」を発表しました。

ランボルギーニ「ウラカンSTO」(写真:ランボルギーニ、以下同) ランボルギーニ「ウラカンSTO」(写真:アウトモビリ・ランボルギーニ、以下同)

 ウラカンは、V10エンジンを搭載するランボルギーニの主力スポーツモデル。今回登場するウラカンSTO(Super Trofeo Omologata)は、サーキット専用車両「ウラカン スーパートロフェオEVO」やGT3レース向け車両「ウラカン GT3 EVO」の性能や仕様、技術をフィードバックし、迫力ありまくりのサーキット仕様ルックスや性能をほぼそのままに公道走行対応としました。

 具体的には、街乗りでも使いつつ、週末はサーキットまで自走してそのままサーキットで性能を解き放つ──ような特別仕様モデルとして展開します。

ウラカン STO 名車「ミウラ」のようにフロントフードごとガバッと開く

 エクステリアは、大穴が開いたボンネット、大きなリアウイング、シャークフィンやルーバーが目を引く過激仕様。空力性能向上のため「コファンゴ(Confango)」と呼ぶボンネット、フェンダー、バンパーを一体化した構成に変えられ、ランボルギーニの超名車「ミウラ」のようにフロント部がガバッと開きます。軽量化や空力性能の追求とともに、レースでの整備性向上なども見込みます。

 パワートレインは、最大出力640馬力(470kW)、最大トルク57.6kgf-m(565Nm)を発生する5.2リッターV型10気筒エンジンと4WDシステムを搭載し、最高速度は時速310キロ、ゼロヒャク加速3秒を実現します。

 ちなみに既存のロードモデル、ウラカンEVO(関連記事)はエンジン出力が同じながら、最高時速325キロ、ゼロヒャク加速2.9秒。ウラカンSTOは直線速度ではなく、より強力なダウンフォースを発生させ、サーキットでの総合性能を徹底追求した仕様であることが伺えます。

ウラカン EVO (参考)ウラカンEVO
室内はカーボン製シートなどを採用し軽量化を重視 車内はスパルタンながらもロードカーのため高級感や快適性も。サーキット走行時のモニタリングが可能なタッチスクリーンを採用
サーキット向けに設定されたエンジンや駆動系を採用 エンジンフードのシャークフィンや大型リアウイングも目を引く

 日本では2021年春にデリバリー開始予定で、価格は3750万円(税別)から。消費税だけで375万円、多くの人が選ぶオプションなども含めた乗り出し参考価格は4500万円から5000万円に達するとされます。

ランボルギーニ「ウラカンSTO」フォトギャラリー

ランボルギーニ「ウラカンSTO」(写真:ランボルギーニ、以下同) ウラカン STO 室内はカーボン製シートなどを採用し軽量化を重視 サーキット向けに設定されたエンジンや駆動系を採用 ランボルギーニ「ウラカンSTO」(写真:ランボルギーニ、以下同) ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」 ランボルギーニ「ウラカンSTO」
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/24/news092.jpg 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  2. /nl/articles/2412/24/news037.jpg 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  3. /nl/articles/2412/23/news157.jpg 【編み物】黄色の毛糸で5つの四角いパターンを編み、つなげると…… 鮮やかな大作の完成に驚き
  4. /nl/articles/2412/24/news089.jpg 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」【大谷翔平激動の2024年 愛犬もすっかり“大スター”に】
  5. /nl/articles/2412/23/news078.jpg そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  6. /nl/articles/2412/19/news140.jpg 甥っ子に貸したらボロボロの廃車で返ってきたリトルカブ バイク好きの本気修理と“思い”に「なんか涙出ちゃう」「思わず全部観てしまった」
  7. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  8. /nl/articles/2412/24/news042.jpg 絵師が4年間イラストを描き続けたら…… 劇的な成長に思わず感動 「努力の賜物」「素晴らしい」
  9. /nl/articles/2412/23/news002.jpg 【今日の難読漢字】「勿忘草」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/24/news010.jpg 酔った彼女に花束を渡してみたら…… まさかの行動が660万表示「躍動感エグいwww」「ずっと待ってたんだよ、きっと」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  3. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
  5. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  7. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  8. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
  9. トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  10. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」