【好きなゲームが世間のクソゲーな人インタビュー】“90年代の子ども目線”で再評価してほしい「クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲」 (1/2)
難易度の低さとボリュームの少なさなどから悪評価を受けているソフト。
年末企画「自分の好きなゲームが世間ではクソゲーと言われている人インタビュー」。今回は1994年に発売されたアクションゲーム「クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲」のお話を伺いました。
企画:好きなゲームが世間のクソゲー
「これはクソゲー」「あれはクソゲー」と世間は気軽に言うけれど、遊び方も感性も人それぞれ。むしろ、そんな風に言われている作品の魅力を知っている人に話を聞いてみよう。Twitterで募集をかけたら、2〜3人くらい手を上げてくださるのでは?
……と思っていたら、100人くらいから連絡が来ちゃった企画です。編集部のリソース的に可能な範囲で記事化。1日1本ペースだと公開しきるまでに数カ月かかるので1時間に1本ずつ公開します。
「クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲」が世間ではクソゲーと言われている理由(春日 大夜さん/@daiya_kasuga)
前作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児」(SFC版)は難易度が超絶に高かったことで知られているのですが、それに対して「大魔王の逆襲」は低難易度。良く言えば「ダレないボリュームでまとまっている遊びやすいゲーム」なのですが……
- 値段の割にゲームのボリュームが少ない
- 登場するキャラクターが少ない。特にひろし、みさえがいないこと、ハイグレ軍団のチョイスも微妙
といった理由から、クソゲーの烙印(らくいん)を押されております。
このゲームの魅力
アニメ「クレヨンしんちゃん」は言わずと知れた長寿番組(1992年4月放送開始)ですが、「大魔王の逆襲」が発売された当時はまだ放送が始まって約2年という黎明期。人気作ではあったものの、大人ウケはあまりよろしくなく……という時代に放たれたゲームでした。また、このころはテレビゲームの歴史も浅く、今よりも風当たりが強かったかと思います。
※ORICON NEWSの双葉社「ライツ事業部クレヨンしんちゃん編集室」室長・鈴木健介氏への取材記事(2020年8月公開)によると、アニメ「クレヨンしんちゃん」は1992年4月27日放送の第7回以降、視聴率は「ほぼ毎回10%超をキープ」。その一方で、「下品」「子どもたちに見せたくない」作品だという声は「最近まであって、一時は編集部にしょっちゅう抗議の電話があったそうです」とのこと。20年超放送される長寿番組になったことで同作を見て育った大人も増え、作品に対するイメージが変わってきたという
確かに、このゲームは大人がプレイしたら「ボリュームが少な過ぎる作品」という印象になってしまうかもしれません。
ですが、私が遊んだのは小学3年のころ。「ゲームは1日1時間」という制約もあるなかで、子どもでも簡単にエンディングを見ることができた“取っつきやすく短時間で楽しめる神ゲー”でした。BGMも聴き減りせず、今でも多くの曲を口ずさむことができます。
社会的な逆風もあるなかで、大好きなしんちゃんを楽しく動かせ、エンディングにたどり着ける達成感を味あわせてくれた素晴らしいゲームだと思っています。
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