トム・クルーズ、新型コロナ対策怠ったスタッフに激怒 ブチギレ音声流出も、ネットでは支持する声多数

「ミッションイン:ポッシブル」最新作撮影現場で。

» 2020年12月16日 17時45分 公開
[小西菜穂ねとらぼ]

 俳優のトム・クルーズが撮影現場で激高して怒鳴り散らす音声が流出し、英ゴシップ誌『The Sun』が12月15日に掲載。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染対策を怠ったスタッフをプロデューサーとしての立場から「次にやったらクビにしてやる」としかりつけ、対策の徹底を訴えています。

トム・クルーズ ミッションインポッシブル マッカリー 怒鳴る ブチギレ 音声 動画 流出 コロナ 対策 トム・クルーズ(画像はトム・クルーズ公式Instagramから)

 トムの主演最新作「ミッション:インポッシブル」第7弾は本来、イタリアで2月の撮影開始を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大による一時停止を経て9月にようやく撮影再開。問題の音声はロンドンのスタジオで撮影中に録音されたもので、「The Sun」によると、その場に居合わせた50人以上のスタッフはトムの怒りように呆然としていたといいます。

 記事によると、2メートルのソーシャルディスタンスを守らずに会話するスタッフを見つけたトムは「もし次にやったらクビにするぞ」と激怒。放送禁止用語をまじえた汚い言葉で罵っています。トムは同作の主演だけでなくプロデューサーを兼ねていて、スタッフの健康・生命を危険にさらさないよう現場の管理に気遣っているとも。問題を起こしたスタッフだけでなく「誰がやっても同じことだ、二度とやるな」と対策の徹底を強く呼びかけました。

 またハリウッドでは新型コロナが収束せず、大作映画が軒並み公開延期となっているため映画界全体が苦境にあえいでいるという事情もあり、もし現場で感染者が発生し、公開が遅延すれば数千人が失職することになると主張。「ここで中断するわけにはいかない」「映画産業がシャットダウンされたことで、家を失った人たちにどう説明するんだ」と感情的になり、ひいては映画産業の未来にかかわる問題だと訴えています。

トム・クルーズ ミッションインポッシブル マッカリー 怒鳴る ブチギレ 音声 動画 流出 コロナ 対策 「ミッション:インポッシブル」撮影の様子(画像はクリストファー・マッカリー公式Instagramから)

 ネットでは、スタッフ全員に責任感を持つよう促し「きみらを信じているんだ」と呼びかけるトムを「完全にトムが正しい」「よく言った」とたたえる声が。トム自ら自費で船を貸し切りにするなど感染対策を徹底している点に触れ「彼こそ真のヒーロー」との称賛も見られた他、怒鳴ったことは良くないとしながらも「これだけ大声を出すに値すべき理由としてうなずける」とトムを支持するコメントも。一方で、立場が下のスタッフにきつく当たる態度を「やりすぎ」と感じ「パワハラ」だとの苦言を呈する人も見られました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. /nl/articles/2411/24/news040.jpg 海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
  4. /nl/articles/2411/23/news031.jpg スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  5. /nl/articles/2411/24/news029.jpg 難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
  6. /nl/articles/2411/22/news087.jpg 「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
  7. /nl/articles/2411/24/news058.jpg 夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
  8. /nl/articles/2411/23/news025.jpg 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  9. /nl/articles/2411/23/news029.jpg カマキリを操る寄生虫「ハリガネムシ」食べてみた 未知すぎる“衝撃的な内容”に震撼 「正気を疑う」「鳥肌立ったわ」
  10. /nl/articles/2411/24/news011.jpg ミスドのディグダを買おうとしたら…… とんでもなく疲れていそうな見た目に「悲壮感がすごい」「朝帰りのディグダ」と46万いいね
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた