本名が「美人」と書いて「みと」と読む 変わった名前の生徒からの悩み相談『アスクミ先生に聞いてみた』21時間目(1/2 ページ)
キラキラネームじゃなくても自分の名前に違和感がある人はいるんですよね。
学校では教えてくれない質問に阿須名久美(アスクミ)先生がズバリ答えてくれる漫画『アスクミ先生に聞いてみた』(作:後藤羽矢子)。21時間目は自分の名前に悩む生徒に、改名する方法や、命名の基準について教えます。
※今回から漫画本編は2ページ目でまとめて読む方式になりました
21時間目 自分の名前が好きじゃない!
今回の相談者は、「美人」と書いて「みと」と読ませる自分の名前が変だという平田さん。名前を見た相手が何か言いたそうにするし、小学生の頃はからかわれたりもしたといいます。
「心の美しい人になってほしいから」という親の願いが込められた名前ですが、この先のことも考えて改名も考えています。そんな平田さんにアスクミ先生は「いいんじゃない?」とあっさり改名について賛成しました。
改名するには、まず新しい名前〈通称名〉を作っておきます。そしてその名前が世間的に定着しているという実績が必要になるため、公的な書類以外は、常に通称名を使うようにします。通称名での手紙や年賀状のやりとりなど、約5年分を残しておくなど、こつこつとした積み重ねが重要。その後は、戸籍抄本などと共に家庭裁判所に提出して、改名申請手続きをすることになります。
やたら改名について詳しいアスクミ先生。実は先生自身も、かつてはありふれた本名「久美(くみ)」が嫌で、改名を考えたことがあったのだとか。
一風変わった名前でも普通の名前でも、本人が受け入れられるかどうかが大切。作家の妹尾河童さんのように、「肇」という一般的な名前から「河童」に戸籍上の名前を変更したパターンもあります。また、「ナオミ」や「マリ」のようにもともと外国の名前だったものが、時代を経てポピュラーになることもあります。
アスクミ先生の話を聞いて、改名するほどでもないかもと思えてきた平田さん。いつか「秋田」という名字の人と結婚して、「秋田美人」になる想像を巡らせるなど、不思議な方向でポジティブになっている様子……。何にせよ、見識が広がったようで何よりでした!
(C)後藤羽矢子/竹書房
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