ニュース
» 2021年02月04日 21時15分 公開

ハロプロ末っ子「BEYOOOOONDS」新曲に、ももクロや坂道が登場 禁じ手使った自虐ソングに「ハローを超越してる!?」(1/2 ページ)

自分でいっちゃった。

[小西菜穂ねとらぼ]

 ハロー!プロジェクトの末っ子ユニット「BEYOOOOONDS」が2月3日、セカンドシングル「激辛LOVE/Now Now Ningen/こんなハズジャナカッター!」全3曲のミュージックビデオを同時に公開。他の事務所のアイドルを巻き込んで、デビューからの独自路線を自虐する内容が「自分たちで歌うと思わなかった‪」と話題になっています。

BEYOOOOONDS「こんなハズジャナカッター!」

 BEYOOOOONDSは2018年に結成されたハロプロの末っ子グループ。ハロプロ研修生から選抜された精鋭メンバー9人に、オーディションで選ばれた3人のフレッシュな戦力を加えた実力派ですが、デビュー以来一貫して王道ではなく我が道をまっしぐらに突き進んでいます。

 メジャーデビューシングル「眼鏡の男の子」は、男装させた長身のメンバーを、恋する乙女に扮(ふん)した残りのメンバーが必死に取り合う少女漫画仕立て。他にもダンスというよりエクササイズに励みながら、引き締まったウエストを手に入れたいと全身で訴えかける「Go Waist」や、ビタミンの豆知識を5分に詰め込んだ「ビタミンME」などクセが強すぎる楽曲ぞろい。MVでは全員参加の寸劇がお決まりで、ハロプロが放つ隠し球として人気を博してきました。

第61回「輝く!日本レコード大賞」で最優秀新人賞を獲得した「眼鏡の男の子」

 新曲「こんなハズジャナカッター!」は、まさに「こんなハズジャナカッター!」とこれまでのぶっ飛んだ楽曲を自虐しまくる内容。モーニング娘。や、Berryz工房、℃-uteなどハロプロの歴史を彩る諸先輩の名前を列挙し、振り付けを再現しながら「カワイイねっていうか面白い」「リハーサルっていうかネタ合わせ」「この目を疑うヘンな歌詞」と自分たちの置かれた状況へ疑問を投げかけ「どこへ向かっているの?」と問いかけています。

ハロプロ ハロー!プロジェクト BEYOOOOONDS セカンド 激辛LOVE Now Now Ningen こんなハズジャナカッター! ネタ 「こんなハズジャナカッター!」(画像はYouTubeから)
ハロプロ ハロー!プロジェクト BEYOOOOONDS セカンド 激辛LOVE Now Now Ningen こんなハズジャナカッター! ネタ この歌詞は……!(画像はYouTubeから)

 さらに2番の歌詞にはハロプロだけではなく、AKB48を筆頭とした48グループや、乃木坂46ら坂道系、ももいろクローバーZ、でんぱ組.incら他の事務所に所属するアイドルを思わす歌詞も登場。ライバルともいえる存在に言及する歌詞は珍しい手法だけに、アイドルらしく「普通の曲歌わせてください!」というBEYOOOOONDSの切実な願いがより伝わってくるようです。

 「Berryz工房」のメンバー、須藤茉麻さんは同曲について「各グループの名前が入ってたり、ハロプロ以外のアイドルさんの名前も入ってたりと、歌詞もぶっ飛んでて面白い」とTwitterでコメント。でんぱ組.incの古川未鈴さんも「でんぱ組の事が触れられている気がする」と喜び「ハロがこっちの方向で本気を出してきた、、! 最高!」とBEYOOOOONDSへエールを送っています。


 結局は「普通の曲じゃ満足できない」「誰も見たことがない唯一無二の存在」と我が道を突き進む自らを肯定し「逆にこれでヨカッター!」と開き直ったBEYOOOOONDS。これまでとも一味違うなかなかない試みで「ハローを超越してる!?」「まさかハロプロ以外も入ってるとは」とファンを驚かせることに成功。「ハロプロでこのメタ感、王道ではない感じがやれるのって美味しすぎる」「こんなハズじゃなかったかもしれないけど、こんな感じだったから自分はハマった」とガッチリハートをつかんで離さないようです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/29/news043.jpg マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  2. /nl/articles/2311/29/news200.jpg 38歳の元グラドル・小阪由佳、“15年ぶり電撃復帰”に待望の声 表紙登場のグラビア姿に同行人「浜辺美波の隣だ!」
  3. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. /nl/articles/2311/29/news146.jpg “ベスト級に美しい芸能人”、出会った上沼恵美子が大絶賛 あまりの完璧超人ぶりにほれぼれ「人間として魅力を備えてて」「頭がいい育ちがいい」
  5. /nl/articles/2311/30/news023.jpg くつろぐウサギ、そのおなかの下からピョコンと出現したのは……!? 151万再生を突破した“衝撃展開”に「何回でも見ちゃう」
  6. /nl/articles/2311/30/news047.jpg 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  7. /nl/articles/2311/30/news025.jpg 浜辺で目撃された“バグった鳥”の姿に震撼 摩訶不思議な動きに「滑ってるみたい」「ムーンウォーク?」
  8. /nl/articles/2311/30/news124.jpg 元大相撲力士、引退後1年で188キロ→“73キロ減”の劇的ビフォーアフター 角界の奇跡に「誰かわからなかった」「素晴らしいの一言」
  9. /nl/articles/2311/30/news142.jpg 34歳の田中れいな、モー娘。ライブで“現役感ハンパない”ショートパンツ姿 ゲストなはずが「まだまだアイドル行けるね」
  10. /nl/articles/2311/30/news168.jpg 「GLAY」HISASHI、溺愛の“激シブ国産旧車”が街中で注目の的 「文句なしのカッコ良さ」「後世に残してほしい車」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」